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ナチュラルコンピューティング・シリーズ 第1巻

光計算

著者 谷田 純
編集 萩谷 昌己
編集 横森 貴

著者紹介

最先端研究者必携シリーズ!!

ナチュラルコンピューティング・シリーズとは、自然界の様々な現象を研究し「情報処理」の全く新しい地平を切り開く未踏領域の知識を集めた本邦初のシリーズである。
第1巻『光計算』は光物理現象を演算系とする情報処理を考え、光を用いる計算ならではの独自計算方式やアイデアを取り上げ、その基本概念や手法を説明。応用例も紹介する。

電子書籍¥4,950 小売希望価格(税込)

紙の書籍¥4,950定価(税込)

基本情報

発売日 2011年4月19日
本体価格 4,500円
ページ数 188 ページ ※印刷物
サイズ A5
ISBN 9784764904019
ジャンル 情報
タグ 情報処理
電子書籍形式 固定型

主要目次

はじめに

第 1 章 光計算とは
1.1 光学現象から光計算へ
1.2 光計算の実例
1.3 本書の構成

第 2 章 光の特性と制御
2.1 情報媒体としての光
2.2 情報処理技術としての光の適性
2.3 光の制御技術

第 3 章 光相関演算
3.1 コヒーレント光とフーリエ変換
3.2 線形システムと空間フィルタリング
3.3 相関演算とパターンマッチング
3.4 情報セキュリティへの応用

第 4 章 光電子融合情報処理
4.1 電子情報システム
4.2 光インターコネクション
4.3 VLSI フォトニクス
4.4 計算光センシング・イメージング

第 5 章 ディジタル光計算
5.1 アナログからディジタルへ
5.2 空間符号化技術
5.3 並列光論理演算法
5.3.1 原理
5.4 光アレイロジック
5.5 ディジタル光計算による問題解法
5.6 ディジタル光計算の演算能力

第 6 章 並列光計算システム
6.1 システムの分類
6.2 ゲート指向アーキテクチャ
6.3 レジスタ指向アーキテクチャ
6.4 インターコネクション指向アーキテクチャ

第 7 章 アナログ光計算
7.1 光フィードバック
7.2 高精度アナログ光計算
7.2.1 区間演算法と不動点定理
7.3 時空間光情報処理

第 8 章 ビジュアル光計算
8.1 ビジュアル空間符号化技術
8.2 モアレ情報可視化技術

第 9 章 将来の展望
9.1 フォトニック DNA コンピューティング
9.2 情報フォトニクス

おわりに
参考文献
索 引

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著者紹介

谷田 純(たにだ じゅん)
1981 年 大阪大学工学部応用物理学科卒業
1983 年 大阪大学大学院工学研究科博士前期課程修了
1986 年 大阪大学大学院工学研究科博士後期課程修了
1986 年 大阪大学工学部応用物理学科 助手
1996 年 大阪大学工学部物質・生命工学科 助教授
2002 年 大阪大学大学院情報科学研究科 教授
現 在  大阪大学大学院教授(工学博士)
主要著書
『光コンピューティングの事典』(共著、朝倉書店、1997)

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