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アジャイル開発への道案内

著者 片岡 雅憲
著者 小原 由紀夫
著者 光藤 昭男
編集 日本プロジェクトマネジメント協会

著者紹介

アジャイル開発の指南書
アジャイル開発は従来のウォーターフォール型とは対照的に顧客にとって価値の高い機能を優先し,迅速・適応的な開発が行えるが,我国ではまだ開発手法の主流であるとはいいがたい.本書は今後導入が期待されているこのアジャイル開発の概要から,エクストリーム,スクラムを使った開発プロセス,リスクマネジメント,開発事例まで網羅した指南書とである.ソフトウェア開発者必携の書である.

電子書籍¥2,750 小売希望価格(税込)

紙の書籍¥2,750定価(税込)

基本情報

発売日 2017年9月26日
本体価格 2,500円
ページ数 212 ページ ※印刷物
サイズ A5 変形
ISBN 9784764905528
ジャンル 情報
タグ ソフトウェア工学, 教科書
電子書籍形式 固定型

主要目次

はじめに  

第1章 アジャイル開発の現状と課題  
1.1 世界のトップ企業で起きていること
1.2 ITの可能性は無限大
1.3 ITの潜在能力と日本のソフトウェア開発力
1.4 日本のIT人材
1.5 人材ソーシング契約
1.6 ビジネスの世界で起きている事と日本がやるべき事

第2章 アジャイル開発の概要 
2.1 アジャイル開発とは何か
2.2 アジャイル開発の誕生  
2.3 アジャイル開発が生まれた背景
2.4 代表的なアジャイル開発技法
2.5 アジャイル開発のこれから  

第3章 アジャイル開発の特徴
3.1 アジャイル開発とウォーターフォール開発の比較。
3.2 アジャイル開発の特徴

第4章 アジャイル開発プロセス
4.1 アジャイル開発プロセス―1:XP(eXtream Programing)
4.2 アジャイル開発プロセス―2: スクラム  

第5章 アジャイル開発の効果とリスク
5.1 アジャイル開発により期待される効果  
5.2 アジャイル開発における 開発リスクへの対応  

第6章 上流工程を組み込んだ拡張アジャイル開発
6.1 アジャイル モデリング (Agile Modeling: AM)  
6.2 Agile ICONIX..  
6.3 SAFe (Scaled Agile Framework)  

7章 アジャイル開発の事例
7.1 アジャイル開発事例の説明方法
7.2 新しいサービスの共創
7.3 新しい業務への挑戦
7.4 請負開発でのアジャイル開発の導入
7.5 米国におけるハイブリッドアジャイルの採用
7.6 変化に対応する新商品開発  

おわりに

補遺: P2Mプログラムマネジメントとアジャイル開発  
参考文献  

付録1 アジャイル開発に用いられる自動化ツール
A1.1 コード分析・評価ツール  
A1.2 変更歴管理ツール、バージョン管理ツール
A1.3 継続的インテグレーション CI (Continuous Integration) ツール
A1.4 ビルドツール  
A1.5 単体テスト支援ツール  
A1.6 GUIテスト支援ツール 
A1.7 システム環境設定・管理ツール
A1.8 ITS (Issue Tracking System)

付録2 コードの不吉な匂い

索引
著者紹介

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著者紹介

片岡 雅憲 (かたおか まさのり)
東京大学電子工学(修士)卒業、(株)日立製作所にて各種ソフトウェアの開発に従事、また、ソフトウェア生産技術を担当し、各種技法及びツールを開発。
日立製作所システム開発研究所所長、日立ネットビジネス(株)取締役社長、日立INSソフトウェア(株)取締役社長を務めた。
日立を定年退職後は、個人コンサルタント/コーチ、特にアジャイル開発方式およびそのための自動化ツール群の普及に力を入れている。

小原 由紀夫 (こはら ゆきお)
立教大学数学卒業、富士通(株)入社後、日本の電機・自動車のグローバル企業の工場システム構築にベンダーのプロジェクトマネジャとして参画した。
PMPおよび米国ケイデンスマネジメント社講師として認定され、グローバルPMメソドロジーと「なぜなぜ5回」を実践支援している。
株式会社 富士通アドバンストエンジニアリング人事総務本部キャリアサポート室でプロフェッショナルとして活動している。

光藤 昭男 (みつふじ あきお)
東京工業大学制御工学、MIT(MOT)修了。
東洋エンジニアリング(株)にて機械設計のCAD/CAEに従事、ソ連向けプロポーザル業務を経て、国内外プロジェクトのプロジェクトマネジャとプロジェクトダイレクタを歴任。
(株)荏原製作所に移籍、取締役・環境事業、経営事業企画、グループ IT統括、子会社社長をへて、特定非営利活動法人日本プロジェクトマネジメント協会理事長に就任後現在に至る。

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