情報
デジタル・プラットフォーム 解体新書製造業のイノベーションに向けて
イノベーションを解き明かす!
インターネットを基盤とした情報技術が、あらゆる分野の産業に新しいイノベーションを起こしている。本書は、これらの背景を歴史的変遷と技術的変遷の両方から紹介する。その中核となるデジタル・イノベーションやデジタルプラットフォームについては、単なる技術の視点だけでなくビジネスと技術の両面から本質を解き明かす。
イノベーション・モデルの転換やプラットフォームの役割についても、技術基盤としてのソフトウェアとビジネス思想としてのオープン&クローズ戦略という、2つの視点から紹介する。
また、ドイツのインダストリー4.0をはじめとする各国の動きも紹介する。産業政策などに関心のある読者は、必読である。
電子書籍¥2,750 小売希望価格(税込)
紙の書籍¥2,750定価(税込)
基本情報
| 発売日 | 2019年4月25日 |
|---|---|
| 本体価格 | 2,500円 |
| ページ数 | 184 ページ ※印刷物 |
| サイズ | A5 変形 |
| ISBN | 9784764905894 |
| ジャンル | 情報 |
| タグ | ビジネス |
| 電子書籍形式 | 固定型 |
主要目次
第1章 デジタライゼーションの時代
1.1 製造業イノベーション
1.2 コネクティビティ
1.3 インダストリアルIoT
1.4 基本思想としてのCPS
第2章 ソフトウェア技術の発展
2.1 ソフトウェアの特徴
2.2 テクノロジー・プラットフォーム
2.3 CPS
2.4 スマートさ
2.5 まとめ
第3章 サービタイゼーションとプラットフォーム
3.1 コンピュータ技術発展の影響
3.2 サービタイゼーションへの流れ
3.3 価値に対する考え方
3.4 新しいビジネスモデルの登場
3.5 ビジネス・プラットフォームの議論
3.6 視点の整理
3.7 両面プラットフォームモデルの成長メカニズム
3.8 まとめ
第4章 イノベーション・デザイン
4.1 テクノロジー・プラットフォームとビジネス・プラットフォームの関係
4.2 デジタル・イノベーションのデザイン
第5章 各国の動き IoT推進の「場」
5.1 ドイツの動き
5.2 米国の動き
5.3 IIRAとRAMI4.0の連携
5.4 ドイツ以外の欧州諸国の動き
5.5 中国の動き
5.6 日本の動き
5.7 まとめ
第6章 先進的な企業の取組み
6.1 事例を見る視点
6.2 Siemens
6.3 GE
6.4 Bosch
6.5 SAP
6.6 先進各社の取組みから学べること
6.7 プラットフォーム展開における知財戦略
6.8 まとめ