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知ってる?シリーズ 第0巻

人生に必要な哲学50

著者 ベン・ディプレ
翻訳 近藤 隆文

【世界で人気の教養書を翻訳】ワールドワイド(英語版)でのシリーズ累計販売数が50万部を超える人気の教養書

【シリーズのコンセプトと内容】
Webの検索により様々な情報が手にできる世の中ですが、単なる情報ではなく、出典が明確で、それぞれの情報が体系化され整合性がとれている、教養として蓄積するのにふさわしい情報の提供にこだわりました。
複雑になるばかりの現代社会を賢く生きていくために必要な教養として、数学、物理、哲学、心理、経営などのテーマに、それぞれ50の重要なエッセンス(=キーワード)を設定し、そのエッセンスを体系的に解説することで、深い理解に導く正統派教養書、数学に続く第2弾です。

紙の書籍¥2,000定価(税別)

基本情報

発売日 2009年12月4日
ページ数 250 ページ ※印刷物
サイズ 46
ISBN 9784764950085
ジャンル その他
タグ 教養
電子書籍形式 販売なし

主要目次

哲学の世界へようこそ

□知識の問題
01・水槽の脳―もし自分の脳が水槽の中にあるとしたら?
02・プラトンの洞窟―自分が洞窟の中で物事を見ているとすると?
03・知覚のベール―外部は観察可能?
04・コギト・エルゴ・スム―全てを偽であると疑ったとき、真はどこに?
05・理性と経験―私たちはどうやって知識を獲得する?
06・知識の3条件―知識とは何なのか?

□精神の問題
07・心身問題―心と身体は一体化しているのか別々なのか?
08・コウモリであるとはどのようなことか?―私がコウモリの知覚を持ったとすると?
09・チューリングテスト―コンピュータに心が?
10・テーセウスの船―脳が交換されたら、私は私なのか?
11・他我―私たちの心は同じ?

□倫理
12・ヒュームのギロチン―「である」から「べき」は導けるのか?
13・ある人の食べ物は……―他人に寛容になることができる?
14・神の命令説―善が善である理由は?
15・ブー/フレー説―道徳的判断は、情緒的に行われているのか?
16・目的と手段―命を救うための適切な判断は?
17・経験機械―喜びを経験できる機械があるとしたら?
18・定言命法―嘘をつくことは許されるのか?
19・黄金律―差別などあるべきではないが・・・
20・作為と不作為―救助隊の人命判断は?
21・すべり坂―もし安楽死を認めると、次にくる状況は?
22・義務を超えて―理想的行動は必要なのか?
23・不運なのは悪いことか?―酒酔い運転での事故ではあるが・・・
24・徳倫理学―より良い生き方とは?

□動物の権利
25・動物と心―動物は痛みを感じるか?
26・動物と権利―動物に権利はあるのか?

□論理と意味
27・論証の形式―自分の考えを正しく組み立てるには?
28・床屋のパラドックス―床屋は自分のひげをそる人?そらない人?
29・ギャンブラーの誤謬―次に出るのは赤か?黒か?
30・砂山のパラドックス―いくつ砂粒があったら砂山になるのか?
31・フランス国王は禿げである―禿げの真偽は?
32・箱の中のカブトムシ―言葉の共有は可能?

□科学
33・科学と疑似科学―本物の科学とは?
34・パラダイムシフト―科学の発展には飛躍(パラダイムシフト)が必要?
35・オッカムの剃刀―仮説が2つ以上あるときの選択基準は?

□美学
36・芸術―芸術とは何か?
37意図の誤謬―作品の意味と作者の意図は関係ないのか?

□宗教
38・デザイン論証(目的論的証明)―自然の事物の精巧さには、設計者がいるのか?
39・宇宙論的証明―なぜ宇宙が存在するのか?
40・存在論的証明―想像できる最高のものは、存在するのか?
41・悪の問題―なぜ神は悪いことが起こるのを許すのか?
42・自由意志による弁護論―私たちの選択は本当に自由なのか?
43・信仰と理性―信仰と理性は相容れないものなのか?

□政治、正義、社会―
44・積極的自由と消極的自由―自由なのに自由ではない?
45・格差原理―不平等が容認されるのはどのような場合か?
46・リヴァイアサン―人びとに長期的に利益をもたらすためには?
47・囚人のジレンマ―最善の戦略は、協力か?裏切りか?
48・刑罰論―刑罰は本当に必要なのか?
49・救命ボート地球号―救命ボートで誰を助ける?
50・正しい戦争―正しい戦争はあるのか?

用語解説
索引

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