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数学

無限をつかむイアン・スチュアートの数学物語

著者 イアン スチュアート
翻訳 沼田 寛

いわゆる数学史の本ではない!!

本書の主題は、数学者たちが「無限」という暴れ馬を、どのようにして馴致してきたか、というものである。
この主題に沿って、数学の歴史を虚数とかトポロジーとか対称性とか、数学的アイデアごとに切り口を決めて、考え方の発展の歴史を章ごとにたどるという趣向の本である。数学の歴史を読む視点・切り口を示してみせる、というのが狙いと言っていいだろう。著者のように、博覧強記で、かつ遊び心のある人にしか書けない読み物である。

紙の書籍¥3,300定価(税別)

基本情報

発売日 2013年9月4日
ページ数 384 ページ ※印刷物
サイズ
ISBN 9784764950177
ジャンル 数学
タグ 教養

主要目次

1.数の誕生―通貨・線刻・書字板
2.形のロジック―初期の幾何学
3.算術と記数法の歴史―十進記数法による筆算という大発明
4.未知数への目印―Xを追って代数学へ
5.不滅の三角形―三角法と対数の発明
6.解析幾何学の誕生―座標が幾何学と代数学をつないだ
7.数論のはじまり―整数の中に隠れたパターンを探れ!
8.微積分法―物理世界が従う文法の発見
9.微分方程式と自然法則―数理物理学の形成
10.虚の数―負の数は平方根をもつか?
11.解析学の土台―連続・極限・関数の明確な定義
12.不可能な三角形―ユークリッド幾何学を超えて
13.対称性の数理―解けない方程式の形は?
14.抽象代数学の発展―数の世界から代数構造へ
15.ゴムシートの幾何学―「かたち」の定性的理解へ
16.4次元の空間―幾何学と現実世界
17.論理のかたち―数学の基礎を求めて
18.どのくらい確かなの?―偶然性の合理的な扱い方
19.高速計算の時代―計算機の発展と計算数学
20.カオスと複雑系 ―不規則な現象にもパターンがある

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