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知能の物語

著者 中島 秀之

著者紹介

「この本には知能の夢が壮大に描かれています」 羽生善治 名人
本書は、これまでの人工知能の発展や変遷の物語を縦糸に、人工知能研究自身が知能に関する物語の生成を目指しているという著者の考えを横糸に紡いでいる。
著者の人工知能に関する深い見識と考察は、読者が「知能」という捉えどころのないものを、「人工知能」という視座からアプローチする一助となる。文体は平易で、人工知能に興味のある読者や、知能・認知科学に関心のある読者には必携の書である。

紙の書籍¥2,970定価(税込)

基本情報

発売日 2015年5月27日
本体価格 2,700円
ページ数 272 ページ ※印刷物
サイズ B5 変形
ISBN 9784764955523
ジャンル 情報
タグ 公立はこだて未来大学出版会, 人工知能
電子書籍形式 販売なし

主要目次

1知能の探求
2 知能に関する七つの不思議
3 人工知能研究の歴史
4 認識
5 学習
6 知識表現と推論
7 チューリングテスト再考
8 環境と知能
9 自然言語と対話
10 複雑系と知能
11 知能の未来の物語
12 おわりに

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著者紹介

中島 秀之 (なかしま ひでゆき)
1952 年 兵庫県西宮生まれ.
1983 年 東京大学大学院 情報工学専門課程修了,工学博士.
同 年  電子技術総合研究所に入所.
     産業技術総合研究所サイバーアシスト研究センター長を経て
2004 年 公立はこだて未来大学学長.
人工知能,特に知能の状況依存性を生涯の研究テーマにしている.
マルチエージェントならびに複雑系の情報処理にも興味を持ち,最近ではデザイン学とサービス学を中心テーマとして活動している.
多趣味で囲碁,テニス,カメラ,酒,乗り物の運転(陸海空の免許を持つ)等を広く嗜む.

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