Book List書籍一覧
近代科学社の取り扱ってる書籍一覧です
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大学数学のお作法と無作法
お作法が分かれば数学は分かる!
数学はなぜ難しいのか? それは「お作法」が分かっていないからだ! 本書は、学部1年生レベルを持ち、数学が不得意で勉強する意味が分からないという方々のための“お作法本”である。その対極にある「無作法」も紹介し、読者を数学の世界へと誘っていく。 -
知能はどこから生まれるのか?
「知能の源泉」は本当に脳にあるの?
AIが注目を集め、人間を超える人工物の開発が目指されている今日この頃。しかし実は、自然界には脳がなくても賢くふるまう生き物がたくさんいる。いったい、どういうことなのだろうか!?
著者は専門である制御工学の研究を通じ、「知能の源は、環境との相互作用にあるのでは?」という仮説に至った。そして、「現象学」という哲学思想を取り入れて論拠を固め、さらに、生き物っぽく動く「ムカデロボット」を作り、その実証を試みる。本書は、その軌跡の記録である。
わかりやすく親しみやすい文体は、思わず次の頁をめくらせる。また、ところどころにQRコードを配し、手軽に動画を見られるよう工夫した。
人工知能、知能、制御に関心のある読者はもちろん、現象学に関心のある読者にも、お勧めの1冊である。 -
地熱資源をめぐる 水・エネルギー・食料ネクサス
持続可能エネルギーを目指して!
本書は、2017年度まで総合地球環境学研究所で取り組まれていた「水・エネルギー・食料ネクサス」プロジェクトの別府温泉における研究成果を中心にとりまとめたものである。温泉や発電といった地熱資源の利用が環境や社会に与えるメリット・デメリット、それらから生じるステークホルダー間での利害対立(コンフリクト)を解消・緩和するための手法などを紹介する。
社会科学、自然科学双方の研究者のみならず、ステークホルダーの人々も調査研究や執筆に加わっており、研究における学際・超学際アプローチの実例が示されている。 -
数って不思議!!…∞
1+1=2はなぜ成り立つのか?
1+1=2はなぜ成り立つのかという素朴な疑問を、数式をほとんど使わず、知人とその孫との会話形式のみで理解できるよう工夫した異色の数学読み物。中心テーマ「1+1=2はなぜ成り立つのか」は、数論の基本への理解にもつながっている。
また、著者の長い教員生活の中で経験した教えることへの「あるある」を、随所に織り込みながら展開する。
数学には関心があるが、数式は苦手という読者や、数学の面白さを数式抜きに理解したいという読者、中・高校の教師にお薦めである。 -
モノづくり×モノづかいのデザインサイエンス
モノづくり×モノづかいが企業戦略に新価値をもたらす!
本書は,現代のビジネスシーンにおいて「デザインサイエンス」を取り入れた経営戦略・商品企画・技術開発がいかに重要かを解説.
ここでの「デザイン」とは,単なる造形・意匠といった狭義を意味するものではなく,企業戦略上の総合的なモノづくりを指している.特に重視するのが,製品などのモノの使用段階を意識・重視してモノづくりに取り組む「モノづかい」という概念である.
モノづくり×モノづかいが,今後の経営戦略には欠かせないという視点を“10の知恵”として事例を交え紹介する.
また本書は日英対訳であり,英語・日本語学習者にも対応.
「ものづくり」にかかわる読者必携の書. -
IT研究者のひらめき本棚 ビブリオ・トーク:私のオススメ
情報処理学会誌『情報処理』で好評連載中の「ビブリオ・トーク -私のオススメ-」がついに一冊の書籍に!
この連載でIT研究者の方々が紹介してきた,デマルコやカーニハン,ヘネシー&パターソン,更にはアシモフやホーガン,伊藤和典,というバラエティに富んだラインナップを40本収録.
序文は,第一回担当である人工知能研究者・中島秀之.更に帯に,メディアアーティスト ・落合陽一の推薦文をいただき,幅広い読者を想定できる一冊. -
マインドフルネス:沈黙の科学と技法
マインドフルネスの科学と実践!
東洋の禅思想を礎とし,米国で爆発的な広がりを見せる「マインドフルネス」.本書は,UCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)での取り組みに触れて感銘を受け,自らも普及活動を支援する米国在住のコンピュータ科学者が,日英対訳でその体験と実践方法をつづる異色のマインドフルネス本である.UCLAの指導法も特別掲載!! -
「伝わる日本語」練習帳
必携、文章技術バイブル!!
文書作成に悩む学生・社会人に「伝わる日本語」を伝授‼ 数多くの例題と演習で、書く力が着実に身につく‼
あなたの書く文章はなぜわかってもらえないのか?
誰もがやっているのに自分ではなかなか気づかない文章の「難所」、その越え方を豊富な具体例で徹底的に説明した前例のないワークブックである。 -
万能コンピュータ
コンピュータ前史
ライプニッツからチューリングに至る数理論理学の系譜は,コンピュータの理論的バックボーンを形成しAIの登場までも予見している.代数の記号表現を通じて人間の思考の範囲すべてを包括するような記号体系の構築に献身したロジシャンたちの苦闘を,時代背景を取り込みながら解説する.さらに本書を構成する7人のロジシャンたちを,豊富なエピソードをもとにその人となりを描写する.
また,本文に取り込むと冗長になりすぎる数学的解説は,原註に取り込むことで半独立的な構成としている.
比較的平易に書かれているので,コンピュータロジックの成り立ちに関心のある高校生以上の読者や,人工知能のロジックの成り立ちに関心のある読者にも必携の書である. -
数学の作法
いまさら聞けない算数・数学のモヤモヤについてお答えします!
数学やその周りにある、今さら聞くことが出来ない数々の疑問やモヤモヤに回答。小学校時代の算数だからこそのモヤモヤ。中学校で数学と算数とのギャップによる学び止まり。数学を学び始めての疑問。高校数学での疑問・質問。大学入試に向けての疑問。大学に入りその専門の中での疑問・質問。これらモヤモヤ・疑問・質問に対して、著者の経験豊富な数学者・教育者生活から、回答とその解説をする。また、どのように考えればよいかを「作法」としてまとめている。ウィットに富んだ文章で、腑におとしながら読み進められる。付録に数学の勉強法・大学入学後のティプスも掲載してあり、具体的にも学べる。高校生、大学・高専生、教諭、数学教員、数学に興味ある読者必読必携。