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数学

コンピュータサイエンス大学講座 第10巻

離散系の数学

著者 野崎 昭弘

著者紹介

数学は自然科学と工学の世界における公用言語である。この言語を知らなければ、自分の意図を他人に正確に理解してもらうことは不可能であり、また多くの書物が数学の言葉を用いて書かれている。
本書は特に数学と計算機科学との間の橋渡しをする「離散数学」への入門的教科書である。説明は具体例から出発し、数学的に厳密に定式化するとどうなるかを丁寧に述べてある。また、定義や証明も、その背後にあるねらいや着想がとらえやすいよう、解説に工夫をこらしてある。

紙の書籍¥2,700定価(税別)

基本情報

発売日 1980年1月1日
ページ数 236 ページ ※印刷物
サイズ A5
ISBN 9784764900608
ジャンル 数学
タグ 離散数学, 教科書
電子書籍形式 販売なし

主要目次

1.集合
1.1 集合・命題・関数
1.2 集合と関係概念
1.3 集合と計数

2.グラフ理論
2.1 グラフの基本概念
2.2 グラフの応用
2.3 ネットワーク

3.整数論
3.1 整数の基本性質
3.2 1次の不定方程式
3.3 合同式
  練習問題

4.代数系
4.1 多項式環
4.2 群とその応用
4.3 プール代数
  練習問題

練習問題の解答
索引

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著者紹介

野崎昭弘(のざき あきひろ)
1936 年 神奈川県生まれ
1961 年 東京大学大学院修士課程修了(数学専攻)
電電公社電気通信研究所、東京大学教養学部、東京大学理学部、
山梨大学工学部、国際基督大学教養部、大妻女子大学社会情報学部、
サイバー大学IT総合学部を経て、現在、大妻女子大学名誉教授、理学博士

主要著書
『スイッチング理論』(共立出版)
『計算数学セミナー』(日本評論社)
『基礎数学概論』(サイエンス社)
『πの話』(岩波書店)
『言語の数理』(共著、薩摩書房)
『詭弁論理学』(中央公論社)
『数学屋のうた』(白揚社)
『計算機数学』(共立出版)
『赤いぼうし』(童話屋)

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