数学
折り紙のすうりリンケージ・折り紙・多面体の数学
手にとれる数学、それが折り紙!!
「折り紙」を数学的に解き明かそうという、全く新しい分野の入門書である。予備知識は高校数学までで十分である。1次元―ロボットアーム―から始め、2次元―折り紙―、3次元―多面体―まで進む。
想定読者を数学初学者としているため、数学用語の丁寧な説明や演習問題が随所にある。著者の、折り紙の楽しさや数学の楽しさを読者に味わってもらおうという気持ちが、大変分かりやすい邦訳で理解でき、スラスラ読み進めることができる。まさに、実体のある数学―折り紙―をフルカラーで楽しく学ぶことのできる良書である。
電子書籍¥4,620 小売希望価格(税込)
紙の書籍¥4,620定価(税込)
基本情報
発売日 | 2012年8月2日 |
---|---|
本体価格 | 4,200円 |
ページ数 | 248 ページ ※印刷物 |
サイズ | 菊変形 |
ISBN | 9784764904217 |
ジャンル | 数学 |
タグ | 幾何学 |
電子書籍形式 | 固定型 |
主要目次
本書について
はじめに
第 I 部 リンケージ
1 ロボットアーム
1.1 円環形
1.2 到達角度
1.3 さらに遠くへ
2 直線リンケージとパントグラフ
2.1 直線リンケージ
2.2 パントグラフ
2.3 さらに遠くへ
3 タンパク質の折りとポップアップカード
3.1 角度固定チェーン
3.2 タンパク質の主鎖
3.3 最大スパン
3.4 整列
3.5 貫通
3.6 ポップアップスピナー
3.7 さらに遠くへ
第 II 部 折り紙
4 頂点での平坦折り
4.1 山折りと谷折り
4.2 単頂点での平坦折り
4.3 前川=ジュスタン定理
4.4 局所最小定理
4.5 川崎=ジュスタン定理
4.6 さらに遠くへ
5 一刀切り
5.1 具体例
5.2 一刀切り定理
5.3 さらに遠くへ
6 紙袋定理
6.1 剛体折り紙の二つの例
6.2 二面角に関する制約
6.3 紙袋定理
6.4 さらに遠くへ
第 III 部 多面体
7 デューラーの問題:辺展開
7.1 アルブレフト・デューラーの展開図
7.2 凸多面体
7.3 未解決問題
7.4 全域カット木
7.5 展開図をもつ多面体の仲間
7.6 さらに遠くへ
8 直交多面体の展開
8.1 直交多面体
8.2 直交地形図
8.3 格子展開
8.4 さらに遠くへ
9 多角形から折る凸多面体
9.1 問題
9.2 アレクサンドロフの定理
9.3 凸多角形を折る
9.4 ラテンクロスの折り
9.5 さらに遠くへ
10 先をめざす人のための読書案内
訳者後書き
用語和英一覧
用語英和一覧
索 引
はじめに
第 I 部 リンケージ
1 ロボットアーム
1.1 円環形
1.2 到達角度
1.3 さらに遠くへ
2 直線リンケージとパントグラフ
2.1 直線リンケージ
2.2 パントグラフ
2.3 さらに遠くへ
3 タンパク質の折りとポップアップカード
3.1 角度固定チェーン
3.2 タンパク質の主鎖
3.3 最大スパン
3.4 整列
3.5 貫通
3.6 ポップアップスピナー
3.7 さらに遠くへ
第 II 部 折り紙
4 頂点での平坦折り
4.1 山折りと谷折り
4.2 単頂点での平坦折り
4.3 前川=ジュスタン定理
4.4 局所最小定理
4.5 川崎=ジュスタン定理
4.6 さらに遠くへ
5 一刀切り
5.1 具体例
5.2 一刀切り定理
5.3 さらに遠くへ
6 紙袋定理
6.1 剛体折り紙の二つの例
6.2 二面角に関する制約
6.3 紙袋定理
6.4 さらに遠くへ
第 III 部 多面体
7 デューラーの問題:辺展開
7.1 アルブレフト・デューラーの展開図
7.2 凸多面体
7.3 未解決問題
7.4 全域カット木
7.5 展開図をもつ多面体の仲間
7.6 さらに遠くへ
8 直交多面体の展開
8.1 直交多面体
8.2 直交地形図
8.3 格子展開
8.4 さらに遠くへ
9 多角形から折る凸多面体
9.1 問題
9.2 アレクサンドロフの定理
9.3 凸多角形を折る
9.4 ラテンクロスの折り
9.5 さらに遠くへ
10 先をめざす人のための読書案内
訳者後書き
用語和英一覧
用語英和一覧
索 引