近代科学社

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工学

Mメソッド多空間のデザイン思考

監修 デザイン塾
著者, 編集 松岡 由幸
著者 氏家 良樹
著者 浅沼 尚
著者 髙野 修治
著者 伊豆 裕一
著者 佐藤 浩一郎
著者 加藤 健郎

著者紹介

Mメソッド(Multispace Design Method)とは、
 デザイン要素を「抽出」、「分類」、「構造化」、「分解と追加」することで、従来では難しかった、「自由な思考」と「理にかなった思考」の両立を実現する新しい思考メソッドである。プロダクトデザインはもとより、様々な分野で活用での応用が期待される。
 本書では、このMメソッドを利用したデザイン手法を、具体的事例を用いながら、カラーを多用して、図とイメージをより平易に解き明かす。また、日英対訳で表記することにより、英語での思考方法も習得できる構成とした。
 自由かつ理にかなったデザインが求められる、工業デザイナーや、クリエイティブデザイナーには、必携の書である。

電子書籍¥2,200 小売希望価格(税別)

紙の書籍¥2,200定価(税別)

基本情報

発売日 2013年7月25日
ページ数 160 ページ ※印刷物
サイズ A5
ISBN 9784764904446
ジャンル 工学
タグ 工学デザイン, 教科書
電子書籍形式 固定型

主要目次

導入編
1 Mメソッドとは?
2 Mメソッドの手順
3 Mメソッドの効果
効果1 デザイン要素の関係性を明らかにできる
効果2 アイデアの違いを明らかにできる
効果3 思考の過程を明らかにできる
効果4 様々な対象領域でも使える
効果5 自由なやり方で使える
効果6 他者とのコラボレーションに使える
効果7 新たな価値を生むアイデアを発想できる
効果8 場に適し、場を創るアイデアを発想できる
効果9 シーズを活かしたアイデアを発想できる

実践編
テーマ1 アイウェアのデザイン
テーマ2 ワークデスクのデザイン
テーマ3 USBメモリのデザイン
テーマ4 ビークルのデザイン
テーマ5 モビリティシステムのデザイン

付録
1 デザイン科学
2 多空間デザインモデル
3 デザイン思考モデル

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著者紹介

松岡 由幸(まつおか よしゆき)
本書の編集を監修したデザイン塾を主宰。慶應義塾大学教授。
主な研究テーマはデザイン科学。
自身が提唱するデザイン理論と方法論に基づき様々な製品やシステムをデザイン・制作してきた。
主な著書に『デザイン科学デザイン科学-未来を創造する6つの視点』(丸善出版)などデザイン科学に関する著書多数。

氏家 良樹(うじいえ よしき)
慶應義塾大学助教授。
主な研究テーマは製品デザインと設計工学、計算工学に基づくコンピュータ支援設計手法の構築。
最近の研究では形状を操作できる曲線プロール生成法、多様な形状に基づく曲線設計CADシステムなどがある。

浅沼 尚(あさぬま たかし)
東芝アメリカ情報システム社デザインディレクター。
機能性とフォルムを融合させたユニークな製品のデザインを手がける。
オーディオ&ビジュアル製品、家電製品などの分野で、機能とフォルムを融合させたユニークな製品をデザイン。
グッドデザイン賞、iFプロダクトデザイン賞(ドイツ)、レッドドット・デザイン賞(ドイツ)、コクヨデザインアワード大賞、オーパスデザインアワード金賞を受賞

髙野 修治(たかの しゅうじ)
湘南工科大学教授。
主な研究テーマはモビリティデザインと プロダクトデザイン。
日産自動車(株)では、様々な車のデザインを担当し、また、ミュンヘンにあるNissan Design Europe co. のマネージング・ディレクターを務める。

伊豆 裕一(いず ゆういち)
静岡文化芸術大学デザイン学部教授。
東芝に勤務しデザイナー、デザインマネージャーとして勤務。
主な関心はプロダクトデザインおよびデザイン・マネジメント。
スケッチスキルなどを活用したプロダクトデザインのアイデア発想が得意分野。

佐藤 浩一郎(さとう こういちろう)
慶應義塾大学助手、研究員。
主な研究テーマは創発、バイオインスパイアードデザイン、コンピュータ支援設計、ソフトコンピューティング。
最近の研究テーマは、創発デザイン、価値成長デザイン、アイデア生成手法などがある。

加藤 健郎(かとう たけお)
東海大学准教授。
設計活動の質と効率を向上させるための設計方法論に焦点を当てた研究を行っている。
最近の研究はロバスト設計法、品質機能展開(QFD)設計構造マトリックス(DSM)など。

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