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プロジェクトの概念

監修 神沼 靖子
編集 日本プロジェクトマネジメント協会

著者紹介

PMの概念理解と実践事例!
 プロジェクトマネジメントに関する大学生向けの教科書である。現実のプロジェクトに関わったことのない初心者が、プロジェクトに関する基礎的な知識を理解することを目指している。文系・理系を問わず、すべての学生に理解してほしい基礎的な概念について述べた入門書。大学での半期15コマの授業を想定し15章で構成した。章末には演習課題を用意し、演習課題には解答またはヒントを配した。
 改訂にあたり、旧版の14,15章を1つにまとめて14章とし、15章に実践事例を配置してより具体的に理解出来るよう工夫した。初学者にお薦めの書である。

電子書籍¥2,750 小売希望価格(税込)

紙の書籍¥2,750定価(税込)

基本情報

発売日 2018年7月26日
本体価格 2,500円
ページ数 200 ページ ※印刷物
サイズ A5
ISBN 9784764905726
ジャンル その他
タグ ビジネス, 教科書
電子書籍形式 固定型

主要目次

第1部 プロジェクトの基本的な概念(Hop への扉)
1 章 プロジェクトの基本用語の理解
 1.1 プロジェクトとは
 1.2 マネジメントとは
 1.3 プロジェクトマネジメントとは
 1.4 プログラムとは
  1 章の演習課題

2 章 プロジェクトマネジメントの歴史的背景とその発展
 2.1 プロジェクトマネジメントの取り組み
 2.2 PMI の取り組み
 2.3 IPMA の取り組み
 2.4 PMAJ の取り組み
 2.5 試験制度
 2.6 ISO の活動
  2 章の演習課題

3 章 プログラムマネジメントの概念と理解
 3.1 プログラムマネジメントの概念
 3.2 プログラム&プロジェクトマネジメントの視点
 3.3 統合マネジメントとプログラムのデザイン
 3.4 コミュニティ
  3 章の演習課題

4 章 システムとシステムズマネジメント
 4.1 システムの概念的な理解
 4.2 システムズアプローチ
 4.3 システムズエンジニアリング
 4.4 システムズアナリシス
 4.5 システムズマネジメント
  4 章の演習課題

第2部  実務から学ぶプロジェクトの本質と理論(Step への扉)         
5 章 プロジェクトの資源の確保
 5.1 プロジェクト資源とは
 5.2 プロジェクト資源の管理
 5.3 プロジェクトの予算管理
  5 章の演習課題

6 章 プロジェクトの組織と管理
 6.1 組織の形成
 6.2 組織はどのようにつくられるか
 6.3 組織の構造
 6.4 プロジェクト組織
 6.5 プロジェクト組織デザイン
 6.6 プロジェクトマネジメントオフィス
 6.7 プロジェクトチームとチームビルディング
  6 章の演習課題

7 章 プロジェクトとコミュニケーション
 7.1 プロジェクトにおけるコミュニケーションの重要性
 7.2 コミュニケーションとは
 7.3 異文化コミュニケーション
 7.4 今後のコミュニケーション
  7 章の演習課題

8 章 情報資源と情報マネジメント
 8.1 情報資源とは
 8.2 情報マネジメントの役割
 8.3 プロジェクトの情報と組織の情報の重要性
  8 章の演習課題

9 章 戦略とプログラム
 9.1 戦略について
 9.2 戦略実現へのプログラム&プログラムマネジメント
  9 章の演習課題

第3部 プロジェクトへの挑戦(Jump への扉)
10 章 グループウェアとプロジェクト活動
 10.1 プロジェクトの遂行計画と目標管理とは
 10.2 プロジェクトのライフサイクル
 10.3 プロジェクトのスコープ計画
 10.4 進捗と変更の管理
  10 章の演習課題

11 章 プロジェクトの目標と管理
 11.1 プロジェクト活動の評価
 11.2 品質マネジメント
 11.3 コストの管理
 11.4 アーンドバリューマネジメントによる解析事例
 11.5 工期の管理
 11.6 進捗の管理
  11 章の演習課題

12 章 リスクの分析と評価
 12.1 リスクとは
 12.2 リスクマネジメントのプロセス
 12.3 リスクへの対応
  12 章の演習課題

13 章 プロジェクトの多面性と関係分析
 13.1 プロジェクトの多面性
 13.2 関係性の設計
 13.3 顧客との関係
  13 章の演習課題

14 章 プロジェクト価値の認識と評価
 14.1 価値の認識とは
 14.2 価値の評価
 14.3 評価の手法
 14.4 評価の指標
  14 章の演習課題

15 章 プロジェクトマネジメントの実践
 15.1 プロジェクトマネジメントと仕事の進め方
 15.2 プロジェクト事業のサイクルモデル
 15.3 計画・実行のプロセス
 15.4 プロジェクト実践の事例
 15.5 最後に
  15 章の演習課題

付録
演習課題の解答(またはヒント)
用語解説
参考文献
索 引

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著者紹介

【編者】
特定非営利活動法人 日本プロジェクトマネジメント協会(PMAJ)
1998年から2001年に財団法人エンジニアリング振興協会(現 一般財団法人エンジニアリング協会(ENAA))が、経済産業省の委託事業として我が国のPMスタンダードとなっている『P2M プロジェクト&プログラムマネジメント標準ガイドブック』を開発。当協会は国内外でP2Mの資格認定と普及活動、および産業発展のための活動を実施している。

【監修者】
神沼靖子(かみぬま やすこ)
1961年 東京理科大学理学部数学科卒業
現在 情報処理学会フェロー、元 前橋工科大学工学部教授、博士(学術)
主著 『基礎情報システム論―情報空間とデザイン―』(共著、共立出版)、『情報システム演習Ⅱ』(共立出版)、『情報システム学へのいざない』(共著、培風館)、『情報システムの分析と設計―SSADMとその実践―』(共訳、培風館)

【執筆者(50音順)】
酒森 潔(さかもり きよし)
1976年 熊本大学卒業
現在 東京都立産業技術大学院大学名誉教授、技術士(情報工学)、PMP、IBMにおけるプロジェクトマネジメント実務30年を経て現在に至る
主著 『デジタル用語辞典』(共著、日経BP社)、『高度情報処理技術者プロジェクトマネージャ基本テキスト』(共著、TAC)、『情報処理技術者用語辞典』(共著、日経BP社)

中村太一(なかむら たいち)
1974年 千葉大学大学院修士課程修了
現在 国立情報学研究所特任教授、工学博士。NTT電気通信研究所、(株)NTTデータ技術開発本部、東京工科大学コンピュータサイエンス学部教授を経て現在に至る
主著 『コンピュータシステム入門』(共著、オーム社)

三浦 進(みうら すすむ)
1974年 青山学院大学大学院修士課程修了
現在 日本プロジェクトマネジメント協会グローバル化推進部担当、工学修士、東洋エンジニアリング(株)、国内外プロジェクト、渉外部非常勤嘱託および大学等非常勤講師を担当し現在に至る。PMI会員、PMP
主著 『プロジェクトマネジメント 成功するための仕事術』(共著、日本能率協会マネジメントセンター)、『よりよくわかるプロジェクトマネジメント』(共著、オーム社)

宮本文宏(みやもと ふみひろ)
1989年 岡山大学卒業
現在 BIPROGY(株)[元日本ユニシス(株)]。流通・金融・建築の各分野のITスペシャリスト、システム構築のプロジェクトマネジャー(PM)としてシステム開発に従事したのち、人材育成部門でPM育成等の人材育成戦略立案から実施、働き方改革の企画や推進などに関わる
資格 情報処理技術者試験プロジェクトマネージャ、PMS、PMR、MBAなど

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