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「IT前提経営」が組織を変えるデジタルネイティブと共に働く

著者 高柳 寛樹

著者紹介


 「IT前提経営」とは、「デジタルネイティブが中心となる時代において、適切なITを経営に導入することでビジネスを最大化するとともに、そこに関わる顧客や従業員を含む全てのステークホルダーを幸せにする経営の概念」を意味し、以下の6つの要素から成ります。

  1. デジタルネイティブ理解
  2. ノマド・ワーク
  3. モビリティの向上
  4. デジタルマーケティングの適切な運用
  5. IoT×ビッグデータ×AI
  6. クラウドサービスの適切な導入

 このIT前提経営の考え方は、企業経営だけにとどまらず、教育現場や行政機関にも多くの示唆を与えます。
 本書では、いまや喫緊の課題となったテレワークやオンライン授業をはじめ、さまざまなIT活用にいち早くチャレンジし、大きな成果を上げてきた著者が、具体的なエピソードを多数示しながら、その知見を丁寧に解説します。

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基本情報

発売日 2020年3月27日
本体価格 1,800円
ページ数 144 ページ ※印刷物
サイズ A5
ISBN 9784764960084
ジャンル その他
タグ ビジネス, 近代科学社Digital
電子書籍形式 リフロー型

主要目次

第1章 IT前提経営の6大要素
1.1 IT前提経営の定義
1.2 デジタルネイティブ理解
1.3 クラウドサービスの適切な導入
1.4 ノマド・ワーク
1.5 モビリティの向上
1.6 デジタル・マーケティングの適切な運用
1.7 IoT×ビッグデータ×AI

第2章 「IT前提」の時代における経営
2.1 インターネットによる情報技術(IT)の大衆化
2.2 現代におけるIT前提経営の本質
2.3 あるものは使う:開発会社の独占的地位の崩壊
2.4 国内でIT前提経営がつまずく事例
2.5 ITに対する正しい評価力を持つこと
2.6 IT前提経営における発注
コラム:M&AとIT前提経営

第3章 企業・学校・役所のIT前提経営
3.1 ノマド・ワーク:ライフスタイルのパラダイムシフト
3.2 モビリティの向上
3.3 テレ・サイエンス
3.4 ビッグデータと教育
3.5 ITに抵抗する組織
3.6 苦手意識:英語とITの類似点
コラム:アメリカ先住民社会におけるIT前提経営

第4章 自動車とIT前提経営
4.1 同時多発的社会受容
4.2 ITと自動車の接点
4.3 車が電動化する意味
4.4 テクノロジーの民主化:覆る社会構造

第5章 対談:教育とIT前提経営

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著者紹介

高柳 寛樹(たかやなぎ ひろき)
1976年東京生まれ東京育ち。長野県白馬村在住。
立教大学社会学部社会学科卒業後、同大学大学院社会学研究科社会学専攻博士課程前期課程修了。(修士・社会学)。
立教大学大学院ビジネスデザイン研究科/特任准教授(社会学部メディア社会学科・兼担)、アロワナパートナーズ(株)/
代表取締役、ガーディアン・アドバイザーズ(株)/パートナー、(株)ウェブインパクト/
代表取締役、SNOWTECH/Co-Founder 兼 SeniorOfficial Evaluatorなどを兼務。
大学在学中にTECHベンチャーを起業したのを皮切りに、実業家として複数の会社を経営しつつ、一貫して大学に関わり2002年から立教大学を中心に教佃をとる。
専門はデジタルネイティブ分析を中心に展開する情報社会論、情報産業論、メディア技術論など。
大学ではスタートアップストラテジー、リーディング産業論、観光地域経済論などの講義を担当している。
「IT前提経営® 」の提唱者であり、大手企業経営者へのIT前提経営アドバイザリー(TDMA : Tech Driven Management Advisory)の提供には定評がある。
プロフィールの詳細は下記のページに詳しい。
https://hiroki.st/profile/
著書
『<グローバル化>の社会学─循環するメディアと生命』(分担執筆),恒星社厚生閣,2010.
『グローバル・コミュニケーション─キーワードで読み解く生命・文化・社会』(分担執筆),ミネルヴァ書房,2013.
『まったく新しい働き方の実践~「IT前提経営」による「地方創生」~』,ハーベスト社,2017.
“Brand-new work style and its practice: Local creation by Tech Driven Management”,
Kindle book.
単著論文
顔認証技術の社会化に伴う社会科学文脈における課題の考察:表情認識AI「エモスタ」の発生プロセスと実践を題材として,『応用社会学研究』,No. 61,pp. 211-226,2019.
メディア技術のイノベーションと社会受容のパターンについての一考~地デジ化がもたらした人文的ディスクールの思考から~,『応用社会学研究』,No. 58,pp. 243-252,2016.
メディアの技術決定過程の研究における、「標準化」の類型―「オープン標準」という提案―,『応用社会学研究』,No. 56,pp. 155-165,2014.
ウェブサービスの生態系:“ウェブエコシステム”の分析に関する一考察,『応用社会学研究』,No. 55,pp. 249-259,2013.
メディア産業における根幹技術の決定・採用過程と、それに働く「文化装置」に関する一考:テレビとインターネットの事例を中心に,『応用社会学研究』,No. 52,pp. 79-102,2010.
日本の情報産業を支えるソフトウェア産業におけるベンチャー企業のリスクと成長性の類型化の研究,『応用社会学研究』,No. 51,pp. 129-140,2009.

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