工学
次世代を担う人のための マルチフィジックス有限要素解析
【COMSOL Multiphysicsを用いて、基礎と応用例を解説!】
本書は,数値解析を駆使することで次世代の高度なテクノロジーの発展に貢献したいと考えている方,数値解析とは何かをレビューし業務や教育の変革に役立てたいと考えている方,数値解析とは何かはまったく知らないけれども数値解析にあこがれており,数値解析を使って自分のアイデアを実現できるかもしれないと考えている方を読者に想定しています。
次世代の技術は複数の物理を重ねてはじめて十分な理解ができる内容となりますので,数値解析の対象はマルチフィジックス解析(多重物理連成解析)ということになります。さらに数値解析を次世代の設計開発や教育に役立てるには,「誰でも・いつでも・どこでも」数値解析のできる理想的な環境の具体化が必須です。
本書の目的は,幅広い読者にマルチフィジックス解析を理解していただき,さらに数値解析の普及における新しい動きであるアプリとその配布機能を知っていただくことです。我が国ではものづくり継承とDX(デジタルトランスフォーメーション)の動きを並行して実現することが急務ですが,本書で紹介するマルチフィジックス解析アプリとその配布機能はこれらを一気に解決できる可能性を秘めています。本書の内容が少しでも皆様の業務,研究,勉強のお役に立つことを願っております。
電子書籍¥2,200 小売希望価格(税込)
ペーパーバック(カバーなし)¥2,200小売希望価格(税込)
単行本(カバーあり)¥2,200小売希望価格(税込)
基本情報
発売日(POD) | 2022年1月28日 |
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発売日(カバー付単行本) | 2024年6月30日 |
本体価格 | 2,000円 |
ページ数 | 164 ページ ※印刷物 |
サイズ | A5 |
ISBN(POD) | 9784764960312 |
ISBN (カバー付単行本) |
9784764907010 |
ジャンル | 工学 |
タグ | シミュレーション, 近代科学社Digital |
電子書籍形式 | 固定型 |
主要目次
第1章 マルチフィジックス解析の基礎知識
1.1 数値解析の仕組み
1.2 マルチフィジックスの数値解析
第2章 マルチフィジックス解析の勘所
2.1 シングルフィジックスの確認
2.2 連成解析の実際
第3章 電気化学の応用
3.1 電気化学の計算理論
3.2 腐食の数値解析
3.3 二次電池の数値解析
第4章 流体力学の応用
4.1 流体力学の特徴
4.2 層流
4.3 乱流解析
4.4 伝熱-流体連成解析
4.5 構造-流体連成解析
第5章 最適化の応用
5.1 最適化の基礎
5.2 マルチフィジックス最適化
5.3 トポロジー最適化
第6章 アプリによる解析支援
6.1 マルチフィジックス解析のアプリ
6.2 アプリの配布機能
6.3 アプリによる解析支援