工学
マルチフィジックス有限要素解析シリーズ 第8巻
廃棄物処理・処分・リサイクルに役立つ数値シミュレーション
【シミュレーションを活用して廃棄物を有効利用!】
資源循環は現代社会において極めて重要な課題です。産業活動が活発な日本においては,産業廃棄物の有効利用と最終処分が大きな課題となっています。本書では,産業廃棄物をリサイクル材料として有効利用し,土木工事などの大量の資材を必要とする分野に注目してその可能性を探ります。
本書は,高校生や大学生,これから社会人として実務に携わられる若い方々,異動等で新しい業務に関わる方々にも理解しやすい内容となるよう努めています。この書籍が皆さまの学びや実務の一助となり,近年の動向である持続可能な社会の実現に貢献すること,また時代の変化に応じて廃棄物の適正処理がその時々の社会に適合していけるよう願っています。
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基本情報
発売日 | 2024年12月20日 |
---|---|
本体価格 | 2,600円 |
ページ数 | 212 ページ ※印刷物 |
サイズ | A5 |
ISBN(POD) | 9784764960930 |
ISBN (カバー付単行本) |
9784764907232 |
ジャンル | 工学 |
タグ | シミュレーション, 近代科学社Digital |
電子書籍形式 | 固定型 |
主要目次
第1章 数値シミュレーションのやさしい解説
1.1 身近になりつつある数値シミュレーション
1.2 質量保存則をイメージしてみよう
1.3 シミュレーションの考え方の由来
1.4 廃棄物処理の地域性
1.5 廃棄物最終処分場のシミュレーション
第2章 多孔質媒体中の流れと物質輸送
2.1 流れ
2.2 物質輸送
2.3 実務における計算例
第3章 廃棄物に係る反応と数学的表現
3.1 廃棄物等から汚水が出る現象
3.2 化学物質が土に吸着する現象
3.3 化学反応による物質間での相互作用
第4章 廃棄物の有効利用と環境安全性に係る考え方
4.1 廃棄物の有効利用
4.2 基礎方程式
4.3 計算事例
4.4 結び
第5章 海水環境中における安全性評価
5.1 化学反応を考慮する必要性
5.2 基礎方程式
5.3 計算事例
5.4 結び
第6章 現場管理者との連携による正確な将来予測
6.1 廃棄物最終処分場の維持管理と廃止に向けた課題
6.2 最終処分場の将来予測に係る学術
6.3 研究者と実務者の連携強化
6.4 双方向から情報を積み上げるための対話型プラットフォーム
6.5 実用的な将来予測手法の構築に向けた研究
6.6 結び
第7章 放射能汚染廃棄物の埋立処分方法を考える
7.1 放射性物質が混入した廃棄物の処理と現状
7.2 最終処分場における放射性物質の挙動
7.3 放射性物質に汚染された廃棄物の埋立方法
7.4 放射性セシウムの溶出量を考慮した浸出水への影響評価
7.5 結び
1.1 身近になりつつある数値シミュレーション
1.2 質量保存則をイメージしてみよう
1.3 シミュレーションの考え方の由来
1.4 廃棄物処理の地域性
1.5 廃棄物最終処分場のシミュレーション
第2章 多孔質媒体中の流れと物質輸送
2.1 流れ
2.2 物質輸送
2.3 実務における計算例
第3章 廃棄物に係る反応と数学的表現
3.1 廃棄物等から汚水が出る現象
3.2 化学物質が土に吸着する現象
3.3 化学反応による物質間での相互作用
第4章 廃棄物の有効利用と環境安全性に係る考え方
4.1 廃棄物の有効利用
4.2 基礎方程式
4.3 計算事例
4.4 結び
第5章 海水環境中における安全性評価
5.1 化学反応を考慮する必要性
5.2 基礎方程式
5.3 計算事例
5.4 結び
第6章 現場管理者との連携による正確な将来予測
6.1 廃棄物最終処分場の維持管理と廃止に向けた課題
6.2 最終処分場の将来予測に係る学術
6.3 研究者と実務者の連携強化
6.4 双方向から情報を積み上げるための対話型プラットフォーム
6.5 実用的な将来予測手法の構築に向けた研究
6.6 結び
第7章 放射能汚染廃棄物の埋立処分方法を考える
7.1 放射性物質が混入した廃棄物の処理と現状
7.2 最終処分場における放射性物質の挙動
7.3 放射性物質に汚染された廃棄物の埋立方法
7.4 放射性セシウムの溶出量を考慮した浸出水への影響評価
7.5 結び