Book List書籍一覧
近代科学社の取り扱ってる書籍一覧です
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増補版 はじめての半導体デバイス
本書は教科書として好評の「はじめての半導体デバイス」の増補版です。
半導体デバイスは、大学、高専の電気・電子系学科では必須の授業ですが、厳密な講義を行うには量子力学から解き明かさなければならなくなり、大変ハードルが高くなります。
本書ではあえてそこには触れず、半導体デバイスの基礎を直観的かつ本質的に理解することを目指し、式よりも図を多く用いて理解出来るよう工夫されています。
増補版ではMOSトランジスタについて加筆し、電流電圧特性についても本質的に解説。
付録ではMOSトランジスタの背景を説明するなど、教科書としてより充実した内容となっています。 -
初学者のためのディジタル信号処理
信号処理は,電気回路などの知識をベースとして,音声・画像処理のために大切な知識として位置づけられています。
本書では,従来の信号処理のテキストにおける内容をできるだけ平易化し,必要と思われる数学的なアプローチも随所に記載をして,理解しやすさに重きをおいています。数学III程度の内容がある程度理解できるようであれば充分に読み進められるように配慮し,その補完として第2章において数学的な扱いをあえて示しています。
読者には,本書で学習し,既存の良書によりさらに高度な知識や教養を身につけて,社会に羽ばたいてほしいと願っています。
※教科書に採用いただいた先生には、PowerPoint作成時に活用できる著者作成の図版がございます。詳しくは「教科書献本申込」リンク先のフォームより、「教科書に関するご質問・相談」にてお問い合わせください。
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はじめての論理回路
論理回路は基本の「き」!
電子・情報系では必須といわれる論理回路を分かり易く解説。1章には高校からの橋渡し的な内容をいれ、つまずかないように工夫。また、「論理」がどのように論理回路につながるかも解説する。後半では、現場で使われているHDLも解説し初歩的な論理回路が組めるようにする。章末に演習問題を多数用意し、A基本問題、B応用問題、C発展問題に分け、ABには詳しい解答をつける。
また、側注をもうけて、確認する内容やアドバンスな事柄を解説する。
論理回路をはじめて学ぶ読者には、まさに最良の入門書である。
※教科書に採用いただいた先生には、授業を行う上で基となる著者作成のPowerPointの資料がございます。詳しくは「教科書献本申込」リンク先のフォームより、「教科書に関するご質問・相談」にてお問い合わせください。
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よくわかる数値解析演習
本書は大学や高専などでの利用を想定した数値解析の演習書で、筆者が佐賀大学理工学部知能情報システム学科で担当している講義資料が土台になっています。
まず、本書の特徴を以下に列挙します。
●約15分で解けるような標準的な問題だけを選んでいる
●すべての問題や演習問題に丁寧な解答がつけてあるため、学生の自習書としても利用できる
●多くの問題に配点や評価基準を明記しているため、学生自身で自分の実力を把握することができる
●誤答例もついているため、学生自身で自分の誤りに気づくことができる
●本書に必要な微分積分および線形代数の定理や定義を収録しているため、他書をほとんど参照することなく問題に取り組むことができる
●各章の独立性を高めているので、必要な項目だけの学習が可能である
数値計算プログラムを作成する場合、どんな大規模な問題でもそれを小さくして手計算で確認するという作業は欠かせないと思います。それによってアルゴリズムやプログラムのミスが発見できることも多いのです。
そこで、本書の問題は関数電卓と手計算で解けるものばかり選びました。コンピュータは必要ありません。まずは関数電卓と手計算で解ける問題をじっくり解くべきです。それさえできれば、数値計算プログラミングを行うのは細かいテクニックを除けばさほど難しくはありません。
2002年度より本格的に実施が始まったJABEE(日本技術者教育認定機構)に代表されるように大学や高専には学生の学力保証が求められるようになり、幸い私が所属している学科でもJABEE認定を2003年度に受けることができました。評価基準を明確にした本演習書を使えば、自習効果が上がるでしょうし、学力保証もできると思います。
※本書の講義資料は、ページ下の外部リンクより入手できます。