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児童サービスの基礎子どもと本をつなぐために

 西巻 悦子

【最新の児童サービスの方法を解説。各年代向け書籍も紹介!】

 児童サービスとは、人が生涯にわたって本に親しむことができるよう児童と本を結ぶ、図書館が提供する図書館サービスの一つです。
 日本の図書館の児童サービスならびに児童図書館は、順調な歩みを続けているように見えます。しかし、2019年末にコロナ禍が報じられてから、これまで図書館が行ってきた児童サービスは、図書館の閉館や時間制限等のあおりを受け提供されなくなりました。そこで、図書館では、今後の児童サービスはどうあるべきかという点から電子書籍を導入しデジタル化する等、様々な工夫をしています。このような変化の中でも児童と本を結ぶという児童サービスの本質および使命に変わりはなく、今後とも継続されなければなりません。
 そこで筆者は、本書を読んでくださる読者の皆さんと共に新しい児童サービスの地平をひらいていきたいと願って本書を編みました。児童サービスの具体的な提供方法はもちろん、各年代向けの書籍も多数紹介しています。より良い未来のために協同し、邁進してまいりましょう。

※近代科学社Digitalのプリントオンデマンド(POD)書籍は、各書店の店舗でもご注文いただけます。受注生産となりますので、お届けまでに10日~14日ほどかかります。

電子書籍¥2,000 小売希望価格(税別)

紙の書籍¥2,000小売希望価格(税別)

基本情報

発売日 2022年7月8日
ページ数 144 ページ ※印刷物
サイズ A5
ISBN 9784764960404
ジャンル その他
タグ 教育機関向け, 近代科学社Digital
電子書籍形式 リフロー型

主要目次

第1章 児童サービス概観
 1.1 児童サービスとは
 1.2 児童観の変遷と子どもの読書
 1.3 児童サービスと児童図書館の歴史
 1.4 児童図書館員の業務
 1.5 児童資料の種類と特性
第2章 児童サービスの方法と理論および実践
 2.1 乳幼児期と読書レディネス
 2.2 学童前期と読み聞かせ
 2.3 学童後期とストーリーテリング
 2.4 読書刺激としての読書へのアニマシオン
 2.5 青年前期とブックトーク
 2.6 青年前・中期とビブリオバトル
第3章 児童サービスの発展と展開
 3.1 児童サービスにおける協力と連携
 3.2 児童サービスにおける学習支援とレファレンス
 3.3 ヤングアダルトに対するサービス
 3.4 児童サービスにおけるIT化対応
 3.5 特別な支援を必要とする子どものための児童サービス

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