Book List書籍一覧
近代科学社の取り扱ってる書籍一覧です
検索もご利用いただけます
-
オンリーワンを求めて
大学教授を中心とした研究者と企業の技術者総勢36名に、自身が何故理系を目指したのか、そのきっかけは何だったのかを語ってもらいました。
驚きと発見、モノを作る喜びと創造性の発揮、時に苦い失敗といった話の中に子供の将来に関するヒントが詰まっています。また、一般論ではない実際の経験談は、進路だけではなく、広く人生を考える指針となります。
序文には、TV番組のユニークな科学解説でお馴染みの大阪市立高校山田善春先生の「ツッコミから科学は始まる」を、まとめには中高理科教育の著書が多数ある同志社女子大学左巻健男先生と山田先生らによる座談会「研究室に遊びにおいで!」を収録。理系志願者減少と言われる中で技術立国の将来を支える、若い世代に向けた先輩からのメッセージです。序文には、TV番組のユニークな科学解説でお馴染みの大阪市立高校山田善春先生の「ツッコミから科学は始まる」を、まとめには中高理科教育の著書が多数る同志社女子大学左巻健男先生と山田先生らによる座談会「研究室に遊びにおいで!」を収録。理系志願者減少と言われる中で技術立国の将来を支える、若い世代に向けた先輩からのメッセージです。 -
参加型社会の決め方
近年、公共事業に対する批判が高まり、その声は国民の空気になりつつあります。それらの批判は謙虚に受け止めなければなりませんが、一方で都市部の社会インフラが国際競争力を失っているのも事実です。
そこで、公正で有効な社会インフラを整備するためには新しいパラダイムを確立する必要があります。それは1990年からの失われた10年強を総括し、その以前のパラダイムから新しいパラダイムへの創造を意味します。すなわち、一言でいえばオペレーショナルマネジメントから戦略的マネジメントへの変更です。
このようなパラダイムに従えば、公共事業採択(優先順位)は代替案の創造と意思決定手法により評価される必要性が認められます。我々はこれまで、以上の用件を念頭に置き、公共事業におけるPI、市民参加型ワークショップの運営などで生じる現実的課題と集団意思決定理論(合意形成モデル)との位置づけを模索し、モデルの応用の可能性と現実的課題の解決のために必要とされる理論研究の方向性について議論を重ねてきました。
本書は、以上のような経緯を経て生まれたもので、種々の分野で「意思決定」を研究・勉強されている研究者や学生、実際の業務で「意思決定」解析等に従事されている人たちのためにわかりやすくまとめたものです。