Interviewee
阪本 雄二大阪大学大学院基礎工学研究科卒
神戸大学准教授
著者の阪本 雄二 先生に著書の特徴や教科書の使い方のポイントなどをお伺いしました。
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Q. どのようなことを意識して『情報技術者倫理の基礎知識』(以下:本書)をご執筆されましたか。
阪本ー基本的な手法の性能や正当性に対する説明・証明を,できる限り理論的に明確にすること
Q. 教科書として使いやすいように工夫した点を教えてください。
阪本ートピックや演習問題の難易度を明確にしたことと引用ページを明示したこと
Q. 教える立場での本書の使い方のポイントなどがあれば教えてください。
阪本ー真面目に証明を書きすぎたので,適当に間引いてください
Q. 自習など自学で使うときの本書の使い方のポイントなどがあれば教えてください。
阪本ー前から読むなら精読せずに浅く早く,または興味のあるトピックから逆向きに
Q. インタビューをお読みいただいた皆様へメッセージをお願いします。
阪本ー数理統計,特に,推測統計の考え方や背景の理解に役立てば幸いです
【株式会社 近代科学社】
株式会社近代科学社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:大塚浩昭)は、1959年創立。
数学・数理科学・情報科学・情報工学を基軸とする学術専門書や、理工学系の大学向け教科書等、理工学専門分野を広くカバーする出版事業を展開しています。自然科学の基礎的な知識に留まらず、その高度な活用が要求される現代のニーズに応えるべく、古典から最新の学際分野まで幅広く扱っています。また、主要学会・協会や著名研究機関と連携し、世界標準となる学問レベルを追求しています。