Book List書籍一覧
近代科学社の取り扱ってる書籍一覧です
検索もご利用いただけます
-
HIMMELコードによる核燃料マスフロー解析
実現可能な原子力発電開発計画を策定し、着実に進めるためには、まず、必要となる燃料物質取扱量を早期に把握し、核燃料サイクル諸施設の準備を進める必要があります。
核燃料マスフロー解析コード「HIMMEL」(ヒンメル)は、著者が30年以上にわたる原子力研究開発経験に基づき、PCベースで手軽に核燃料マスフローを解析する目的で開発したツールです。
本書はこのHIMMELのマニュアルであり、原子力発電における核燃料マスフロー解析の手順を示す書籍です。導入部で原子力エネルギーと原子力発電の基礎知識についても解説しているので、専門家だけではなく、初学者でも理解することができます。
※近代科学社Digitalのプリントオンデマンド(POD)書籍は、各書店の店舗でもご注文いただけます。受注生産となりますので、お届けまでに10日~14日ほどかかります。 -
シミュレーションで探る災害と人間
我が国は,さまざまな自然災害にみまわれている.さらには,それらがもたらす社会的災害,人的災害に苛まれている.そのような中,本書は災害を解析する手段として比較的最近進歩してきたコンピュータシミュレーションにより、災害と人間の関係を広く解説する.
シミュレーション手法の基礎的な理解を進めるために読者自ら取り組めるよう,簡単な例題を適宜組み入れており,計算方法の詳細を付録にまとめている.減災に関心のある読者には必読の書である. -
独習ウェーブレット解析
本書は、ウェーブレット解析の最も基本的で、かつ応用範囲の広い多重解像度解析を中心に、ウェーブレット基底関数の生成法、ウェーブレット分解と再構成に関する基礎、ならびにその応用を紹介したものである。
高校レベルの数学知識で一人でも学べるように、また教科書に使用できるように演習問題、総合問題を詳細な解答例およびC言語によるプログラム例を掲載した「ウェーブレット解析」の入門書である。 -
よくわかる数値解析演習
本書は大学や高専などでの利用を想定した数値解析の演習書で、筆者が佐賀大学理工学部知能情報システム学科で担当している講義資料が土台になっています。
まず、本書の特徴を以下に列挙します。
●約15分で解けるような標準的な問題だけを選んでいる
●すべての問題や演習問題に丁寧な解答がつけてあるため、学生の自習書としても利用できる
●多くの問題に配点や評価基準を明記しているため、学生自身で自分の実力を把握することができる
●誤答例もついているため、学生自身で自分の誤りに気づくことができる
●本書に必要な微分積分および線形代数の定理や定義を収録しているため、他書をほとんど参照することなく問題に取り組むことができる
●各章の独立性を高めているので、必要な項目だけの学習が可能である
数値計算プログラムを作成する場合、どんな大規模な問題でもそれを小さくして手計算で確認するという作業は欠かせないと思います。それによってアルゴリズムやプログラムのミスが発見できることも多いのです。
そこで、本書の問題は関数電卓と手計算で解けるものばかり選びました。コンピュータは必要ありません。まずは関数電卓と手計算で解ける問題をじっくり解くべきです。それさえできれば、数値計算プログラミングを行うのは細かいテクニックを除けばさほど難しくはありません。
2002年度より本格的に実施が始まったJABEE(日本技術者教育認定機構)に代表されるように大学や高専には学生の学力保証が求められるようになり、幸い私が所属している学科でもJABEE認定を2003年度に受けることができました。評価基準を明確にした本演習書を使えば、自習効果が上がるでしょうし、学力保証もできると思います。
※本書の講義資料は、ページ下の外部リンクより入手できます。 -
カオス力学入門