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近代科学社Digital 専門書プロジェクト

近代科学社Digital 専門書プロジェクトとは


一般に書籍は専門性が高くなればなるほど販売部数が限られるため企画を採択することが難しくなります。
専門書プロジェクトは、出版費用の一部を出版分担金としてお支払いいただくことにより、下記のような書籍化をサポートいたします。

●高度な内容を含む理工系の原稿
RCPSP法による造船工程計画の実践
非AI的心脳理論
各種アンテナと鉄塔
物理地学の基礎
上記は一例です。ジャンルやテーマ、市場性にこだわらず様々な企画を出版しています。

●学会や団体の著作物(学術論文、紀要、セミナー資料など)
REBOKシリーズ」(一般社団法人 情報サービス産業協会 編)
はじめての精密工学シリーズ」(公益社団法人 精密工学会 編)
ケモ・マテリアルズ・インフォマティクス入門』(公益社団法人 新化学技術推進協会 監修)
量子鍵配送』(一般社団法人 量子ICTフォーラム 量子鍵配送技術推進委員会 編)

●企業様の研究成果
マルチフィジックス有限要素解析シリーズ」(計測エンジニアリングシステム株式会社 企画・執筆協力)
TODによるサステナブルな田園都市』(株式会社 東急総合研究所 監修)

セルフパブリッシング・自費出版とは、ここが違う!


  • 電子書籍と印刷書籍(POD:プリント・オンデマンド)が同時に出版できます。
  • 原稿に編集者の目が入り、必要に応じて、市販書籍に適した内容・体裁にブラッシュアップされます。
  • 電子書籍とPOD書籍のため、出版後も任意のタイミングで本文が修正でき、品切れのご心配もありません。

    ※本文修正の対応時期は調整させていただく場合があります。

  • 近代科学社のISBNコードが付与され、POD書籍は大学生協をはじめとする全国の書店で、電子書籍はアマゾンを筆頭に各種オンラインストアで販売されます。また、国会図書館にも納本いたします。
  • 販売部数・金額に応じて印税をお支払いいたします。
    ※POD書籍:販売価格(希望小売価格)の10%×販売数
     電子書籍:売上金額の25%
  • 売れ行きにかかわらず、書籍の買い取りをお願いすることはございません。費用については出版分担金のみとなります。
 

近代科学社Digitalの仕様


  • 版型:A5判またはB5判
  • ページ数:100~800ページ
  • 版面レイアウト:近代科学社Digitalの規定フォーマットを適用いたします
  • 表紙:カラー、原則として近代科学社Digital共通デザイン。写真・イラスト素材は当社提示の素材集からお選びいただきます。
  • POD版の刷色:本文モノクロ もしくは カラー/表紙フルカラー
  • POD版の製本:並製本・カバーあり
  • 販売価格:完成した出版物の本体価格は、総ページ数に連動して、おおよそ以下のとおり設定いたします。ただし、内容や販売状況を考慮して、設定以上の販売価格とさせていただく場合がございます。
    ※カラー印刷の場合、カラーページの割合によってページ単価が上がります。
 

著者の声(出版事例)


著者近影






 橋口 真宜(はしぐち まさのり)
 元計測エンジニアリングシステム株式会社 主席研究員

 プロジェクトから出版したシリーズ・関連書籍はこちら

Q1. 出版をしようと思ったきっかけは何ですか?
ー計測エンジニアリングシステム(以降「KESCO」)は市販ソフトウェアCOMSOL Multiphysics🄬(COMSOL社開発販売)の日本総代理店です。このソフトウェアは名前の通り、構造、流体、音響、化学工学、電磁気、プラズマなど、多くの物理分野をカバーし、さらにそれらの分野を複数組み合わせた有限要素解析を行います。するとユーザーは自分の専門外の分野も取り扱うことになります。したがって、最先端の研究開発に使うには、先端研究で活躍している先生方からその分野の特徴と具体的な取り組み方法を教えていただく必要がありますが、通常はできません。KESCOは各分野の先生方の研究開発を支援していることもあり、多くの先生方のご協力を得ることができ、最先端の話題をわかりやすく解説していただくとともに、本ソフトウェアによる実現方法を具体的な操作手順を示しながら記述していただき、それを書籍として出版することで、どなたでも最先端分野に参加できる具体的手段が容易に手に入るようにしました。

Q2. サービスを利用する前、最も不安に思っていたことは何ですか?
ーただでさえお忙しい先生方が果たして書籍の執筆をお引き受けいただけるか、不安でした。実際にお願いすると、快諾していただき、おかげさまで本シリーズ(マルチフィジックス有限要素解析シリーズ )も順調に継続しています。

Q3. 近代科学社Digitalを利用される中で、特に良かった点があれば教えてください。
ー近代科学社Digitalにお願いした大きな理由は、「絶版がない」「適宜、内容をアップデートできる」という大きな特徴を持っているからです。必要な専門書が絶版になって入手できないといったことは良くあることですが、近代科学社Digitalにはそれがありません。日進月歩の科学技術ですので、アップデートができるのも大きな魅力です。また、マルチフィジックス有限要素解析シリーズは「です・ます」調で記述されています。これは専門外の読者でも読みやすいようにするためですが、内容についても、平易に理解できる内容に仕上がるよう、専門家が気付きにくい個所を近代科学社Digitalの編集者が的確に抽出しさらに改善案を提案していただきました。おかげで、最先端の内容をとても分かりやすい形で読者にご紹介できていると思います。

Q4. 実際に完成した書籍をどのように利用されていますか?
ーKESCOにはCOMSOL Multiphysics🄬の技術サポート部門がありますが、本棚に本書をずらりと並べて利用しており、日常業務の必需書になっています。また、KESCOは図書館に寄贈をする活動もしており、多くの方々が本書に触れる機会を増やしています。執筆された先生方はご自身の研究室や講義において学生の教育に利用しています。会社にお勤めの方々は本書の印刷版と電子版を同時に購入し、職場や通勤時でうまく使い分けながら利用しています。技術部門以外にも、営業チームは顧客との面談時に販売ツールとして使用し、この書籍を参照したり内容を引用したりしています。

著者近影


 田中 晴美(たなか はるみ)
   
東京都市大学 博士後期課程
 プロジェクトから出版した書籍はこちら

Q1. 出版をしようと思ったきっかけは何ですか?
ーおぼろげながら障がい当事者目線でインクルーシブ社会について著わしてみたいという願望はありましたが、指導教授の勧めで、御社を紹介され、大学院での研究をまとめるため応募しました。

Q2. サービスを利用する前、最も不安に思っていたことは何ですか?
ー著作は初めてですので、書式や規則に沿って進めていけるか、目標期限内でまとめることができるか、心配でした。

Q3. 近代科学社Digitalを利用される中で、特に良かった点があれば教えてください。
ー編集担当の方が根気よく丁寧にご指導して下さったことです。誠に感謝しております。

Q4. 実際に完成した書籍をどのように利用されていますか?
ー自身の研究についての説明です。研究の実証実験について先日もマスコミの取材を受けましたが、拙著を提示しながら説明できました。

著者近影



 岸 志帆莉(きし しおり)
 昭和女子大学 現代ビジネス研究所 研究員
 プロジェクトから出版した書籍はこちら

Q1. 出版をしようと思ったきっかけは何ですか?
ー本書は、私が研究員となる以前の2014〜2016年にイギリスの大学院にオンラインで在籍し、修士課程を修了した経験をもとにしています。その後、フランスの大学院に進学して教育学をさらに学び、日本へ帰国した後、当時の経験をブログ等に記録しはじめました。そうした中で、知人の書籍編集者の方とのご縁から、「オンライン学習」をテーマとした書籍化の話題が持ち上がりました。しかし当時は2020年で、新型コロナウイルス感染拡大の影響などもあり、書籍化の企画は一旦中断となりました。その後、他の先生方から研究者向けの共同出版プロジェクトについて伺う機会があり、近代科学社を含む複数の出版社が原稿を募集していることを知りました。すでにほぼ完成した原稿が手元にあったため、ダメ元のつもりで応募したところ、幸運にも採用のご連絡を頂き、現在に至っております。

Q2. サービスを利用する前、最も不安に思っていたことは何ですか?
ー近代科学社Digitalは専門書レーベルとしての印象が強い一方で、本書はオンライン留学に関するガイドブックのようなイメージで企画しており、比較的実用書寄りの内容でした。そのため、レーベルの趣旨に適合しないのではないかという点が最も大きな不安でした。 もっとも、オンライン学習やデジタル教育といったテーマはICTや情報科学と密接に関連する領域でもあり、近代科学社が展開されている理工系分野から大きく逸脱するものではないとも感じていました。それでも、採用のご連絡をいただくまでは多少の心配があったことを覚えています。今回の採用によって、実用寄りの企画であっても柔軟かつ前向きに受け入れていただけるのだと実感いたしました。

Q3. 近代科学社Digitalを利用される中で、特に良かった点があれば教えてください。
ープロジェクト開始から刊行までの間、ストレスなく執筆に専念できたことが何よりもありがたい点でした。改めて振り返ると、その大きな要因は編集サポートの手厚さにあると感じています。私の場合、企画段階から刊行後まで一貫して同じ編集者の方にご担当いただき、細かな疑問や質問にも丁寧かつ迅速にご対応いただきました。また、スケジュール面でも多くのご配慮をいただき、編集作業においても著者としての意図を尊重しながら、必要な指摘は的確に行っていただきました。そのため、安心して編集工程をお任せすることができました。表紙デザインに関しても複数案をご提示くださり、こちらの希望を踏まえてブラッシュアップいただけた点が印象に残っています。加えて、電子書籍を主軸とした出版形態であること、冊子版にもソフトカバーが付属することなど、読者の皆様にとっても利便性の高いサービスであると感じました。

Q4. 実際に完成した書籍をどのように利用されていますか?
ー今回、予想以上に多くの方に書籍を手に取っていただけたことを大変光栄に思っております。もともと私のnoteやSNSをフォローしてくださっていた方々のみならず、それ以上に幅広い層の読者に届けることができたのは、出版社を通じた流通体制や、各電子書籍プラットフォームへの配信によるものと感じています。以前に街中の書店で自身の著書を偶然目にした際には、思わず感動してしまいました。研究者向けの共同出版プロジェクトから生まれた書籍が、こうして一般の書店に並ぶ日が来るとは想像しておらず、非常に感慨深い体験でした。
 また、本書は実用書的な性格が強いため、大学の授業内で使用されることはあまり想定していませんでしたが、他の先生方が参考図書として学生に推薦してくださることがあり、実際に学生や若手社会人の方々から好評の声をいただいております。そのような反響をいただくたびに、出版へ踏み切って本当に良かったと感じています。あらためて、制作に携わってくださった皆様、ご推薦くださった先生方、そして読者の皆様に心より感謝申し上げます。執筆は時に孤独な作業ですが、制作期間を通じて編集者の方に寄り添っていただいたことで、前向きな気持ちで臨むことができました。もし出版にご関心をお持ちであれば、まずは問い合わせから始めてみることを強くおすすめいたします。また、企画が必ずしも専門書的でない場合でも、一度ご相談されることをおすすめします。『海外大学院に「オンライン留学」しよう』のような実用寄りのテーマでも採用いただけたことからも、前向きに対応していただけるものと思います。今後も近代科学社Digitalから多くの新しい書籍が生まれることを心より期待しております。

 

募集要項


  • 出版分担金の拠出:基本費用100,000円に、書籍の判型・仕上がりページ数・ご執筆者数に応じた編集支援費用を加えて以下の計算式により算定し、書籍発行後に消費税を加算してお支払いいただきます。
     単著:ご執筆者が1名の書籍
     共著:ご執筆者が2名以上の書籍

A5判(単著):基本費用100,000円+(800円×仕上がりページ数)
  A5判(共著):基本費用100,000円+(1000円×仕上がりページ数)
例:200ページ(単著)の場合→基本費用100,000円+編集支援費160,000円=260,000円
  200ページ(共著)の場合→基本費用100,000円+編集支援費200,000円=300,000円

B5判(単著):基本費用100,000円+(960円×仕上がりページ数)
  B5判(共著):基本費用100,000円+(1200円×仕上がりページ数)
例:300ページ(単著)の場合→基本費用100,000円+編集支援費280,000円=388,000円
  300ページ(共著)の場合→基本費用100,000円+編集支援費360,000円=460,000円

※上記は2026年1月1日以降のご応募より適用となります。

  • 仕上がりページ数が100ページ以上であること。
  • ほかで出版しておらず(ネット公開は可)、他者の権利を侵害していないこと。
  • 原稿送付・校正等、出版までに必要な作業をオンライン上で行っていただけること。
  • 近代科学社Digitalの執筆要項・フォーマットに準拠した完成原稿をご用意いただけること(Microsoft WordまたはLaTeXで執筆された原稿に限ります)。
  • 書籍刊行後に、広く告知をするため、ご自身のウェブサイトやSNS等から近代科学社Digitalのウェブサイトにリンクを貼っていただけること。

※ご指針の企画が上記の条件に当てはまるかどうかわからない場合は、お気軽にお問い合わせください。

募集期間

常時

出版までの流れ


ご応募(著者)
▼ 審査 (近代科学社Digital)
▼ 審査結果ご連絡
▼ 出版契約 (両者)
▼ 原稿送付(著者)
▼ 原稿修正・編集 (両者)
▼ ページ組版 (近代科学社Digital)
▼ 校正 (原則2回、両者)
▼ 発売・流通 (近代科学社Digital)

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