Book List書籍一覧
近代科学社の取り扱ってる書籍一覧です
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複素解析学
大学理工系学生を対象とした教科書または参考書である。
初等関数論は、微分積分学、線形代数学に続いて学習される数学の基礎的分野であり、数学専攻の学生に限らず物理学や工学部の学生においても、重要である。
本書では、微分積分学の知識があれば十分理解できるように、わかりやすい丁寧な解説を心がけた。1~3章までは複素解析学の基礎を、4~6章では等角写像、調和関数、有理型関数の乗積表示を取り上げた。
特に、調和関数、Green関数について詳しく述べることで、本書の特徴を出している。 -
関数解析の基礎
関数解析は形作られてからほぼ100年になるが、発生以来応用数学、特に物理数学と深い関連をもち続けてきた。
物理数学の関心が連続体の力学から量子力学、素粒子物理学と拡がるにつれて関数解析の話題も拡大し、手法も多様化してきたが、無限次元の線形代数という基本的な関数解析の性格は変わらない。
そのような関数解析を、将来技術者あるいは研究者を目指す方々への基礎的素養となるように、また数学的世界のもつ雰囲気の紹介にもなるようにと配慮しつつ書き下ろした。
工学系のみならず理学系の人たちにぜひお勧めしたい。 -
現代解析学入門
高校までの微分積分と大学での解析学とのギャップを感じる学生は非常に多い。そうした戸惑いを感じさせないよう工夫し書き下ろされた理工系初年級用の教科書である。
命題と推論、集合と写像から説き始め、ε-δ論へと続く本書は、現代解析学へ自然に誘ってくれるであろう。
距離空間を学んだあとに微分を議論するなど、著者独自のアイデアを随所に織り込んだ現代解析学の新しいタイプの入門書となっている。 -
FORTRAN実用数値処理プログラム集
本書は、パーソナルコンピュータの利用者を対象に、FORTRANを用いた数値処理プログラム例を豊富に掲載したライブラリ集である。プログラムはすべてMS FORTRAN Ver.4.0を前提に書かれているが、汎用の計算機用に変更することも容易にできる。PC FORTRANについては、巻末付録にその解説を載せてある。PC‐9800シリーズ対応。 -
非線形関数解析学
不動点理論を中心とする非線形理論の急速な発展に伴い、大きな学問領域を確立した非線形関数解析学の基礎理論をわかりやすく解説したわが国初めての成書である。
学習計画が立てやすいよう、全体を31節にまとめ、1回に1節学習できる内容を盛り込んである。このことは、通年の講義用テキストとしても利用しやすい形式となっている。
不動点定理を用いていろいろな形で理論を展開しているので、数学はもとより物理、機械工学、オペレーションズ・リサーチ、経済学などの応用分野に携わる人びとにも十分役立つ内容である -
不等式への招待
不等式のもつ面白さ、変化性を紹介することを目的とした入門書である。その性格上、重要なものであっても証明が難しかったり、また高度な技術を用いなければならないものは割愛してある。
第1部には、幾何学的・代数的不等式、超越関数を含まない不等式などで変数の少ないものを挿入し、第2部には、相加平均、相乗平均など、変数の多いものを入れてある。
形式はすべて、例題→証明→注意からなり、簡潔をモットーとしている。 -
FORTRANによる数値計算法入門
本書は、大学教養課程において微分積分学と線型代数学を学んだ学生を対象にまとめられた入門書であり、かつ半年コース用の教科書である。数多い数値計算のテーマの中から基本的で重要なものを厳選し、できる限り理論を丁寧に説明するとともに、簡単な例題を示すことにより理論のさらなる理解が得られるようになっている。