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数学

バイオ統計シリーズ 第5巻

観察データの多変量解析疫学データの因果分析

著者 柳川 堯

著者紹介

観察データはバイアスや交絡因子の影響から逃れることができない.これらの影響を最小にする工夫として,従来の疫学的方法論に加え,新しく発展したプロペンシティ・スコア法やカテゴリカルデータ解析法を解説する.医学研究の大きな柱である観察研究―疫学的手法―に携わる読者にとって,必須必携の書である.

電子書籍¥3,600 小売希望価格(税別)

紙の書籍¥3,600定価(税別)

基本情報

発売日 2016年5月23日
ページ数 244 ページ ※印刷物
サイズ A5
ISBN 9784764905054
ジャンル 数学
タグ 統計・確率
電子書籍形式 固定型

主要目次

第1章 観察データ
第2章 評価尺度
第3章 ロジスティックモデル
第4章 グラフィカルモデリング
第5章 観察追跡研究の数学的基礎
第6章 観察追跡研究
第7章 断面調査
第8章 患者対照研究

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著者紹介

柳川 堯 (やながわ たかし)
1966 年 九州大学大学院理学研究科修士課程(統計数学)修了
1970 年 同校 理学博士
1975 年 オーストラリア CSIRO 上級研究員
1977 年 米国立がん研究所客員研究員
1981 年 米国立環境健康科学研究所客員研究員
1982 年 ノースカロライナ大学準教授
1992 年 九州大学教授(理学部)
1993 年 国際統計教育センター(インド)客員教授
1996 年 九州大学大学院(数理学研究院)教授
2004 年 久留米大学バイオ統計センター所長、教授を歴任
現在に至る。
客員教授 日本計量生物学会賞(平成 17 年)
日本統計学会賞(平成 19 年)
日本計量生物学会功労賞(平成 23 年)

主な著作は以下の通り
『離散多変量データの解析』(共立出版、1986)
『統計科学の最前線』(九州大学出版会、2003)
『環境と健康データ:リスク評価のデータサイエンス』(共立出版、2002)
『統計数学』(近代科学社、1990)
『バイオ統計基礎:医薬統計入門』(荒木由布子と共著、近代科学社、 2010)
『サバイバルデータの解析:生存時間とイベントヒストリーデータ』(赤澤宏平と共著、近代科学社、 2010)
『看護・リハビリ・福祉のための統計学』(6 人の著者の中の一人、近代科学社、 2011)
『医療・臨床データチュートリアル』(近代科学社、 2014)

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