Book List書籍一覧
近代科学社の取り扱ってる書籍一覧です
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UNIXとC
ワークステーションの標準OSとして広く用いられるUNIXの基本的知識とその上で標準的に行われているCプログラミングをコンパクトにまとめた。『UNIXとPascal』の姉妹編である。
第I部がUNIX編であり、UNIXシステムの使い方、ファイル操作、エディタ等をその基礎から常用レベルまで説明するとともに、Xウィンドウやネットワークの使い方を説明し、簡易マニュアルとしても使える。
第II部はCプログラミングについてその入門から応用までを解説する。近年注目されているC++についても記述する。C文法はANSICに準拠して使う立場で解説されている。 -
マルチエージェントと協調計算 II
1992年12月に開催された日本ソフトウェア科学会「マルチエージェントと協調計算研究会」の発表の中から、完成度の高い発表を厳選してまとめた論文集。 -
ニューロコンピューティングの数学的基礎
ハードウェアの進歩に伴ってシミュレーション実験が容易になり、1980年代にはニューラルネットについての新しいモデルや考え方が次々と提案され、ニューロブームがおこりましたが、最近は落ち着きをとりもどし地道な研究が続けられています。本書は、「ことの本質は、それが優れたものであるほど簡潔な数学的枠組の中にすっきりと収まるものである」との観点から、ニューラルネットの基礎的な話題を定式化して丁寧に解説した。数学的側面からの入門書です。 -
並列アルゴリズム
本書は、どのような問題に対して効率のよい並列化が可能であり、どのようにして並列化されるのか。そして、どのような問題が本質的に効率のよい並列化が難しいか。という課題を考えるための基礎的な枠組を具体的に記述した。 -
改訂新版 C言語実用数値処理プログラム集
本書は、パーソナル・コンピュータの利用者を対象に、C言語による数値処理プログラム例を豊富に掲載したライブラリ集である。プログラムはすべてMS‐C Ver.6.0および7.0を前提に書かれているが、汎用の計算機に変更することも容易にできる。MS‐C Ver.6.0および7.0については、巻末付録にその概要を解説してある。 -
オブジェクト指向コンピューティング I
1992年開催のオブジェクト指向計算ワークショップ第8回(WOOC’92)で発表された論文の中から完成度の高い論文を選び著者の改定を加えてまとめた論文集。 -
離散構造とアルゴリズム II
日本応用数理学会「離散システム研究部会」の第2回講演会(1992年5月)の内容をとりまとめた1冊。 -
画像処理アルゴリズム
本書は、画像処理といわれる領域の中でいくつかの重要な問題を取り上げ、関連する処理アルゴリズムについて詳述する。アルゴリズムを単なる算法ではなく、画像処理技法として導出される過程や意味、あるいは物理的な背景も含めて考える。 -
確率と確率過程
確率および確率過程論(時間的に変化する確率現象を扱う理論)の入門書で、確率を初めて学ぶ読者および確率の実際問題への応用に関心のある読者に、確率と確率過程モデルに対する数学的理解を深めることを目的としている。
応用においても数学的な概念の理解は大切であると考え、大学初年度程度の解析と行列計算を前提として、内容はできる限り正確に記述するようにした。
第I部では確率論の基礎的な概念について述べ、第II部では主に時間または空間において離散的な構造をもつ場合の確率過程について述べている。 -
電磁気学
本書は、工学部電気・電子・情報系大学生や高専の学生向けの電磁気学の教科書である。
電磁気学は回路系科目と並んで避けては通れない基礎科目であるにもかかわらず、必ずしも学習の容易な科目ではない。これを、長年教えている教師の経験に基づいて、簡潔な記述と図版の多用を心がけて説明する。
この本では、クーロンの法則などのような実験則から始めて、最後にマクスウェルの方程式に達する形をとっている。これは、その逆の場合よりもわかりやすいからである。また、E-H対応とE-B対応の相違にも一応意を用いている。
工学系の学生にとっては電磁気学の体系の美しさに感心するよりはむしろ、実用面にうまく応用できるか否かが大事であろうから、本書においても論理の厳密さを追う代わりに、具体的に問題が解ければよいという立場をとっている。