Book List書籍一覧
近代科学社の取り扱ってる書籍一覧です
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気候変動下の水・土砂災害適応策
防災力を高めるために !
周知の通り,地球温暖化によると思われる自然災害の威力が増している.一方,それに対応すべきインフラの強靱化は,財政上の逼迫や世論の認識の遅れなどにより,大幅に遅れていると言わざるを得ない.
しかし,自然災害は待ってくれない.そこで本書は人類の叡智を結集すべく,現時点での気候変動下の水・土砂災害適応策の国内外の取り組みと動向,また新たな提案を述べ,今後の社会実装のための指針となることを目指す.
社会環境インフラに関係する読者には必携の書である. -
万能コンピュータ
コンピュータ前史
ライプニッツからチューリングに至る数理論理学の系譜は、コンピュータの理論的バックボーンを形成しAIの登場までも予見している。代数の記号表現を通じて人間の思考の範囲すべてを包括するような記号体系の構築に献身したロジシャンたちの苦闘を、時代背景を取り込みながら解説する。さらに本書を構成する7人のロジシャンたちを、豊富なエピソードをもとにその人となりを描写する。
また、本文に取り込むと冗長になりすぎる数学的解説は、原註に取り込むことで半独立的な構成としている。 -
はじめてのMATLAB
題材で挫折しない!プログラミング経験が無くても大丈夫!
はじめてMATLABにふれる読者を対象としている.
題材で挫折しないよう,易しい事例で解説を行う.また,プログラミングの経験が無くても学べるよう,導入部分ではプログラムを感じさせないよう進んでいく.4章では,プログラミング経験のない読者にむけて,プログラミングの「いろは」を解説.
実際に使いこなすのに有用な14のTipsを収録.
MATLAB初学者,必携の書である. -
Rubyで数独
AIプログラミング指南書
「ロボットは東大に入れるか」,「気まぐれ人工知能プロジェクト作家ですのよ」の両プロジェクトに参画している著者の,AIプログラミング指南書である.Rubyの入門が終わった読者に,数独を題材にきわめて具体的にAIプログラムの手法を伝授する.AIシステムに興味のある読者,AIプログラムを作ってみたい読者には恰好の良書である. -
Microsoft Office 2016を使った情報リテラシーの基礎
プロジェクトサイクル(PDCA)を題材に情報リテラシーを学ぶ
多くの大学・高専で教科書採用を頂いている、『MicrosoftOfficeを使った情報リテラシーの基礎』シリーズの2016対応版である。Windows10アニバーサリーアップデート2016にも対応し、最新の環境でも学ぶ事ができる。
本書は、大変好評な2013版のコンセプトを踏襲し、レポートの書き方、発表の仕方、情報分析手順、情報倫理を具体的に解説する。また、新たに学習題材として、地域と共に行うプロジェクトを想定し、今注目されているプロジェクト学習のイメージを初学年次から体験できるように工夫する。
単に、オフィスソフトの使い方を学ぶだけでなく、いかにしたら学習に役立てられるかを考え抜いた教科書である。大学、高専の学生に最適の書。 -
薬液注入の長期耐久性と恒久グラウト本設注入工法の設計施工
地盤改良技術の一つに、地中の土粒子の間に薬液を注入して地盤を固結する「薬液注入」という手法がある。技術の発展を経て、現在では液状化対策工をはじめとする本設工にも対応可能となった。これが「恒久グラウト本設工法」である。
本書は、30年以上にわたり本工法を研究開発・改良してきた著者らによる解説・実務書である。これまでの研究開発の持続的流れと、最近の施工の実際、今後の新規市場への発展について、「材料・工法・環境」を柱としてまとめている。 -
イデアル論入門
代数学の基本を分かり易く解説!
本書は、名著『群・環・体入門』(共立出版)の著者が、代数学の基本といえる環とそこから定義されるイデアルについて、初学者が理解しやすいよう大変分かりやすく解説する入門書である。イデアルの面白さを伝えたいという著者の思いが詰まった一冊であり、用語などで読者がつまずかないよう傍注でアシストするほか、演習問題の解答も詳細に記述している。
代数学を学ぶ学生、技術者には、必携の書である。 -
モデリングの諸相
日本オペレーションズ・リサーチ学会創立60周年記念事業
モデリングは、近年特に注目されている。その範囲には機械学習、金融工学、データ同化、待ち行列などが含まれ、多くの実務家、研究者が活躍している。本書は、その注目されている分野の第一線の著者が、本格的論考をおこなう。
興味のある分野を深く読み進めるのもよし。全体を読み進んで、モデリングの「現在」、たとえば、ORや最適化などの問題解決型のヨコ型分野。建築、機械、金融、気候・海洋などの具体的な対象を持つタテ型分野を俯瞰的にみることもできる。モデリングに興味のある読者には、必携の書である。 -
極値統計学
ものを正当に怖がるための道具 極値統計学
極値統計学とは、豪雨、強風などの極端な自然現象や、ファイナンスなどでリスク評価のために応用される統計手法である。一般に統計学では母集団の中心に対する推測を行う。しかし極値統計学は、極端な現象、すなわち、母集団分布の端(裾)に対する推測を行う。そこには、上述したような極端な現象が存在し、リスク対応やピークの世界―自然災害、ファイナンス、保険、情報通信、生物学、スポーツ-で求められ、活用されている。
本書は導入から書かれており、また、演習問題はRを活用して、具体的に理解出来るよう工夫してある。極値統計学を学ぼうとする学生や実務家には、必携の書である。 -
Python言語によるビジネスアナリティクス
一冊でPythonがビジネス・研究に使える! Ver3.5対応
本書は今話題の機械学習、ビッグデータ、科学技術計算、最適化等、ビジネス・研究に必須な手法を、Pythonを使って具体的に使いこなせることを目的とする。
そのために、どのようにPythonやそのモジュール・ライブラリを使いこなせばよいかを、また、解析手法の数学的根拠もあわせて解説する。
Pythonの初学者や、解析手法に不慣れな読者には大変分かりやすく記述してあり、すぐにPythonを使って様々なことに挑戦できるよう工夫してある。
また、Pythonをより使いこなそうと考えている読者や本格的に解析を行おうとしている読者にも大変示唆に富んだ内容となっている。
Pythonを使うすべての読者、必読必携の書である。