Book List書籍一覧
近代科学社の取り扱ってる書籍一覧です
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極値統計学
ものを正当に怖がるための道具 極値統計学
極値統計学とは、豪雨、強風などの極端な自然現象や、ファイナンスなどでリスク評価のために応用される統計手法である。一般に統計学では母集団の中心に対する推測を行う。しかし極値統計学は、極端な現象、すなわち、母集団分布の端(裾)に対する推測を行う。そこには、上述したような極端な現象が存在し、リスク対応やピークの世界―自然災害、ファイナンス、保険、情報通信、生物学、スポーツ-で求められ、活用されている。
本書は導入から書かれており、また、演習問題はRを活用して、具体的に理解出来るよう工夫してある。極値統計学を学ぼうとする学生や実務家には、必携の書である。 -
Python言語によるビジネスアナリティクス
一冊でPythonがビジネス・研究に使える! Ver3.5対応
本書は今話題の機械学習、ビッグデータ、科学技術計算、最適化等、ビジネス・研究に必須な手法を、Pythonを使って具体的に使いこなせることを目的とする。
そのために、どのようにPythonやそのモジュール・ライブラリを使いこなせばよいかを、また、解析手法の数学的根拠もあわせて解説する。
Pythonの初学者や、解析手法に不慣れな読者には大変分かりやすく記述してあり、すぐにPythonを使って様々なことに挑戦できるよう工夫してある。
また、Pythonをより使いこなそうと考えている読者や本格的に解析を行おうとしている読者にも大変示唆に富んだ内容となっている。
Pythonを使うすべての読者、必読必携の書である。 -
ソフトウェア工学
基礎の基礎から形式手法まで、シッカリ学べる!
本書はソフトウェア工学の全体像をつかむための地図である.著者たちが企業や研究所で経験した「よい設計なくして,よいソフトウェアは望めない」という経験値を先人たちの知見と併せて一冊の書籍としてまとめた.
大学でソフトウェア工学を学ぶ学生には教科書として,企業で設計に携わる技術者にとっては参考書として活用できるように設計している.
分からない点や疑問な点を素早く探せるように,索引と傍注をリンクさせてレファレンス性を高めている.さらに傍注にはソフトウェア設計のヒントとなる事項を取り上げピンポイントで解説している.
今や社会基盤となった情報システムの中核であるソフトウェア工学を,しっかり学ぼうとする初学者やより確かな知識を得ようとしている読者には,まさに座右の書である。 -
数学の作法
いまさら聞けない算数・数学のモヤモヤについてお答えします!
数学やその周りにある、今さら聞くことが出来ない数々の疑問やモヤモヤに回答。小学校時代の算数だからこそのモヤモヤ。中学校で数学と算数とのギャップによる学び止まり。数学を学び始めての疑問。高校数学での疑問・質問。大学入試に向けての疑問。大学に入りその専門の中での疑問・質問。これらモヤモヤ・疑問・質問に対して、著者の経験豊富な数学者・教育者生活から、回答とその解説をする。また、どのように考えればよいかを「作法」としてまとめている。ウィットに富んだ文章で、腑におとしながら読み進められる。付録に数学の勉強法・大学入学後のティプスも掲載してあり、具体的にも学べる。高校生、大学・高専生、教諭、数学教員、数学に興味ある読者必読必携。 -
IT技術者の長寿と健康のために
なによりも生きること!
本書は、死の淵から生還した産業医・IT研究者みずからが、その実体験と克服手法を、具体的かつ論理的に説いていく。
重度のメタボリックの果てに著者みずからにおきた心臓発作を、遠のく意識のなか医学的知識を基に心筋梗塞と判断し、助けを求めたエピソードなどは、まさに圧巻である。
前半では、IT技術者が日頃接している用語で健康について学べるよう、分かりやすく解説していく。
後半では、優秀なIT技術者ゆえの過労死、神経障害をいかにしてなくすか、会社組織としての対応方法を、ITを知り尽くした産業医としての立場から考えていく。
みずからの体調管理が必須な技術者や、労務管理、プロジェクト管理、経営者には、必読必携の書である。 -
多様体への道
大学1年の知識で、多様体の入口まで道案内!
「多様体」は現代の幾何学における最も基本的な概念の一つであり、一般相対性理論にも使われている。本書はその概念の入口までを道案内する。は大学1年次までに学ぶ数学を足かがりとして、多様体へと向かっていく。多様体・微分幾何学に興味のある読者には大変有用であり、必携の書である。 -
新装版 微分積分学入門 第一課
一松先生の名著『微分積分学入門第一課』の新装版である。同書は刊行以来、数多くの大学、高専などでご採用され、また、演習問題の証明などの解答も丁寧に書かれているので、独学でも学ぶことができる。
高校数学から始め、基礎理論と計算技法を整理して書いてあるので、理論が理解出来ていないのか、技法でつまずいているのかが分かるよう工夫してある。微分積分を学ぶ初学者には最適の書である。 -
人工知能とは
人工知能の定義はまだない!
今話題の深層学習(ディープラーニング)で注目されている機械学習など、人工知能分野で最先端の研究を行う研究者13人が、人工知能学会誌に連載したものを大幅に加筆修正した。研究者として自ら「人工知能とは何か」の再定義を行い、それをふまえて、各研究について一般読者に伝わるようにシッカリと解説を行っている。人工知能に興味のある読者はもちろん、知能、認知、脳科学、人間、哲学などに関心のある読者は必読必携である。
13人の紙面上でのキャッチボールが示唆に富んでおり、読んでいてとにかく面白い!! -
観察データの多変量解析
観察データはバイアスや交絡因子の影響から逃れることができない.これらの影響を最小にする工夫として,従来の疫学的方法論に加え,新しく発展したプロペンシティ・スコア法やカテゴリカルデータ解析法を解説する.医学研究の大きな柱である観察研究―疫学的手法―に携わる読者にとって,必須必携の書である. -
数理物理と数理情報の基礎
数理 物理・情報を手短に体得できる!
現代科学では、数理的に厳密に記述することを強く求められている。しかし、現代物理学や情報の理論は明らかに抽象的で、その数学的厳密性を理解することは一朝一夕では叶わない。だが、そのスキルは同分野を学ぶものにとっては必須である。
本書ではその物理と情報の理論の最先端を学ぶために今や欠かすことのできない数理を、いかに手短に身につけるかにスポットを当て、基礎的な事柄から理解出来るよう工夫している。物理学、情報の数理科学を学ぶものにとっては格好の入門書!