Book List書籍一覧
近代科学社の取り扱ってる書籍一覧です
検索もご利用いただけます
-
自然計算へのいざない
実は自然は計算をしている!
自然界は、私たちが考える以上に様々な手法で計算をしている。本書は、その計算手法―アルゴリズム―を読み解き、新たな情報処理を確立しようという最先端の試みを、数式を極力避けて平易に解説した。わくわくする最先端の科学・技術に興味のある学部生、大学院生、研究者には必携の書である -
モバイルネットワーク時代の情報倫理 第2版
モバイルネットワーク時代の必読書!
2009年の発行以来、数多くの学校に教科書採用されている『モバイルネットワーク時代の情報倫理』の第2版。
第1版の刊行以来、大きく利用がすすんだスマートフォン、クラウド環境、新たな制度のマイナンバーなどについて加筆修正をした。また、新しい関係法令にも対応している。
カバーデザイン、組版デザインも大幅にリニューアルをおこない、手に取りやすく、読みやすくなるよう工夫した。
第1版同様、授業に必要な講義資料を弊社サイトにアップする予定である。まさに、大学・高専の情報倫理の授業に最適の書籍! 実社会出ようとしている学生にとっては、加害者・被害者にならないようにするための必読書である。
※本書の講義資料は、ページ下のサポートから入手できます。 -
コンピュータ科学とプログラミング入門
プログラムの本質は、手順の積み重ねである!
プログラミングの学びはじめは大変である。日常生活では体験することのない厳密な手順を要求されるからである。しかし、プログラミングスキルは、情報系はもちろん、他の理工学部系の学生にも必ず求められる現代に必須の能力である。
本書は、最初に大変簡便な仮想CPUを題材として、機械語プログラムの本質が手順の積み重ねであることを分かりやすく説明する。そののち、C++で基本的な手続き処理を学ぶ事によってプログラムの本質が理解できるよう工夫されている。コンピュータとプログラミングのうわべの知識ではなく、その本質を理解することができるので、プログラミング教育の導入用教科書として最適の書である。
※本書の講義資料は、ページ下のサポートから入手できます。 -
深層学習
電気羊の夢を見させるための第一歩!
深層(多段層)ニューラルネットワークの構築は人工知能を模索する研究者にとっては、長年の課題であり夢でもあり、まさに研究対象でもあった。しかしただ単に多層化するだけでは、能力をうまく発揮することは出来なかった。近年、大きなブレークスルーがあり深層学習の手法を使うことにより、機械が自ら表現を学習出来ることが分かった。しかし、新しい手法でもあり、未解決な課題も多く存在している。
本書は、この分野の最先端の著者らが、人工知能学会誌に掲載した連載解説を、大幅に加筆再編したものである。今までの到達点、今後の課題が、具体的な研究成果と共に書かれている。深層学習の理論・応用を、自らの研究に取り込むことを考えている読者には、まさに必携必読の書籍である。 -
量子計算
量子コンピュータはすでに商用化されている!
本書は、量子論を計算原理に組み込んだ量子計算について多角的に解説する。特に近年商用化された量子アナログコンピュータと、道半ばの量子デジタルコンピュータについてその仕組みや違いについて詳しく解き明かす。
また、量子通信についても量子もつれ情報伝達、量子公開鍵暗号などを紹介する。
量子計算に興味・関心のある大学院生、研究者には必携の書である。 -
サプライチェーンリスク管理と人道支援ロジスティクス
リスクを見える化
東日本大震災は、罹災された方々への物資の供給はもとより、産業界においてもサプライチェーンの途絶という未曾有の事態を起こした。
本書はこの震災時の経験から「サプライチェーンリスク管理」はどうあるべきかを第1部で検討する。第2部では災害時の「人道支援ロジスティクス」はどうあるべきかとその課題を、東日本大震災における空港運用の実態と課題などをとおして検討、解説する。
サプライチェーンに係わる読者はもちろん、災害時に迅速な対応を求められる行政機関関係者には必携必読の書である。 -
データサイエンティスト・ハンドブック
目指す・育てる・活用する人 必携!!
「データサイエンティストほど素敵な仕事はない」(ビジネス誌Harvard Business Reviewの2012年10月号)と言われるほど、この職種は世界的に注目されている。しかし、実際にこの職種に就こう、育てよう、また組織としてこの職種を活用していこうと考えたときに、どのよう進めていけばよいのか、新しいがゆえに指標となるものが少ない。
本書は、著者らの統計数理研究所・IBMコンサルタント部門で培った知見をもとに、この仕事を目指す人、育成する人に必要な情報、組織としていかに活用するかを、分かりやすい事例と整理された内容で理解しやすいよう解説する。
まさにデータサイエンティストに係わるすべての読者必携である! -
REBOKに基づく要求分析実践ガイド
NTTソフトウェアイノベーションセンタの実践例
要求分析は、開発者にとって常に頭の痛い課題である。分析の良し悪しがシステム開発の成功に大きく関係し、一方では分析対象であるユーザからの要求は曖昧性が高く、整合性がとれていないのが一般的である。
本書はこの頭の痛い課題を、NTTソフトウェアイノベーションセンタで実際に教育用に活用されていた教材をもとに、スマートメータ設置手配業務の事例で学んでいく。
また、多くの国内企業が活用している要求工学知識体系REROKをベースとしているので、本書で得た知識は汎用的に活用することができる。要求分析に悩んでいる技術者、これから実際に要求分析を学ぼうとしている技術者、学生には最適の書である。 -
研究者の省察
未来の研究者へ!
本書は、3部で構成されており、第1部は「人間中心設計」の第一人者である著者の生い立ち、これまでの研究者としての足跡を表している。早稲田大学・大学院では心理学を学び、マイコンに接し、縁あって日立製作所に入社し、いくつかの研究所を経て、晴れて静岡大学の教員となる。そこには、企業研究所と大学の研究姿勢・研究環境などの違いが豊富な経験をもとに描かれている。
第2部では、研究者の社会的位置づけや、研究のあり方が、著者のこれまでの経験から、どうあるべきか、示唆に富んだ内容が語られる。
第3部では、企業研究所・大学・政府機関で研究していた経験を通して、どのように研究者として生きていけば良いかが書かれている。特に、各機関においてどのような役務があるのか。また、年収などの違いなど研究者としてすごす上で興味深い。
研究者を志している読者、研究者という職業に興味のある読者は、まさに必読である。 -
金融実務講座 マルチンゲールアプローチ入門
デリバティブ価格理論の“至宝”
マルチンゲール・アプローチへの現実的なイントロダクション
まえがきより:本書はマルチンゲール・アプローチと呼ばれる,無裁定に基づくデリバティブのプライシング方法を,実務家向けに解説した本である.
マルチンゲール・アプローチは,単にデリバティブのプライシングのみならず,金融における数多くの問題の正確な記述と理解,そして解決に,実は欠かせないものになっている.このマルチンゲール・アプローチ本来の恩恵を行きわたらせたい,実務家には優秀なエンジニアではなく,まずは優秀なドライバーになって欲しい,と願って書いたのが本書である.
デリバティブ業務に携わる実務家に,“マルチンゲール・アプローチは使うだけならこんなに簡単で,実際の実務に大変役に立つ事に気付いて欲しい”,そして,“是非習得して日本の金融を強くして欲しい”,そんな筆者の長年の願いを込めて書いた本である.