Book List書籍一覧
近代科学社の取り扱ってる書籍一覧です
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跡倉ナップと中央構造線
【跡倉ナップの80年にわたる研究史を紐解き、中央構造線研究の現在に迫る!】
跡倉ナップは日本の代表的なナップの一つで、中央構造線の形成、西南日本と東北日本の関係、フォッサマグナの対曲を考える上で鍵となる存在になっています。跡倉ナップをめぐる問題は古くて新しい問題であり、本書ではこれを跡倉問題と呼びます。
本書は跡倉問題の研究の歴史、研究の流れを一通り見ることを目的として書かれたものであり、発表された論文や報告に基づいて研究の流れを追ったものです。
得られては失われ、たどり着いたと思えばそこが出発点、というような跡倉問題の複雑で難解な研究の歴史の、おおよその流れを記そうとした本書が、少しでもお役に立てば幸いです。 -
TEXTBOOK 情報セキュリティ
【リスクに対処するための視点と考え方、インシデントへの備えと対応について学べる教科書!】
本書では、どこにどのようなリスクが存在するかを把握するだけでなく、リスクに対処するための視点と考え方、また、インシデントへの備えと対応について学習することを目的としています。「持続可能な情報セキュリティ」を実現する方法を提示した、初学者向けの教科書。
著者スペシャルインタビューはこちら -
超楕円関数への招待
【応用を見据えた「楕円関数の延長としての超楕円関数論」を提示!】
物理数学,工業数学の知識と現代数学との橋渡しをし、数学科の標準的教育を受けていなくても,超楕円曲線やその上の関数を取り扱えることを目指す一冊.
本書では,付録で知識を補うことを前提に,第1・2章に目を通した後,第3章で楕円関数論を,第4・5章でその一般化として超楕円関数論を学ぶ.一方,楕円関数論に親しんでいる読者は,第3章でワィエルシュトラスの楕円関数論に触れた後に,その一般化として第4章,第5章を読み進めることを想定した.第6章では,超楕円関数論の更なる一般化について概観している. -
デジタル時代の児童サービス
【DX時代の新しい児童サービスが分かる一冊!】
児童サービスとは、人が生涯にわたって本に親しむことができるよう児童と本を結ぶために図書館が提供する図書館サービスの一つです。
本書は、子どもの読書にかかわる方、司書を目指す方、現在司書として働いている方にも改めて勉強していただきたい内容を記載しました。
ICT通信技術の進歩により子どもたちを取り巻く環境にどのような変化が起きているか、それに対して図書館はどのように対応しようとしているのか、今後の児童サービスについて考えてゆきましょう。 -
改訂新版 ファーストステップ 情報通信ネットワーク
【通信ネットワークの教科書として人気の書籍が、改訂新版になって登場!】
本書はネットワーク技術を中心に解説した教科書であり、LANとインターネットに関する仕組みだけではなく、運用に必要な知識や、セキュリティの基本的な考え方についても取り上げます。
改訂新版では現行書籍のネットワーク技術について、規格や性能、手法が変更になった点を更新しました。また、発展的な内容や補足的な内容は脚注とTipsで解説し、本文は重要点にしぼり、図解や具体例を使って分かりやすさに配慮しました。情報通信ネットワークを1から学ぶためにこの上ない一冊です。
著者のスペシャルインタビューはこちら -
計算論的思考を育むPythonプログラミング実践問題集
【アルゴリズムとプログラミングの理解・技術力向上を目指すならこの一冊!】
本書では初級から中級レベルのアルゴリズムとプログラミングの問題を例題は100題、課題は173題用意し、すべて解答を参照することができます。「文法は学んだけれどプログラミング力がなかなか身につかない」と悩む方に最適な演習書です。 -
分散・凝集の応用
【高濃度分散系の分散と凝集に特化した教科書シリーズの応用編!】
「微粒子分散・凝集講座」の応用編となる第3巻。本シリーズは微粒子分散・凝集に関する体系的な学術書・教科書とすべく、濃厚分散系の基礎理論を詳述し、応用ではこれまで多く取り上げられてこなかった分野にまで広げて解説しています。
第3巻は実際に分散・凝集が使われている分野の実験手法の詳細や、それらと基礎理論との関係、そして各種分析の利用などについて、各分野の第一人者がわかりやすく解説しています。実用分野を中心にそれぞれの事例をまとめ、編集しているため、開発研究型企業の実務者や研究者の業務や、それぞれの分野に携わりはじめた初学者の支援になる一冊です。 -
詳説 ユーザビリティのための産業共通様式
【CIFの記述方法を、具体例を挙げて解説!】
「ユーザビリティのための産業共通様式」(CIF: Common Industry Format for usability)は、ISO9241-210(人間中心設計)で定義されている各活動の成果(利用状況、ユーザニーズ、ユーザ要求事項、評価結果)を記述するために規格化された書式です。決められた書式で表現することにより読者が共通した理解を得ることができ、人間中心設計を適用しようとする人の知識や経験に違いがあっても、活動成果を同じように表現することができます。本書では、具体的な例を用いてその記述方法を詳細に解説します。 -
DX時代の観光と社会
【デジタルトランスフォーメーション(DX)を導入した一歩先んじた観光戦略へ】
近年,観光DXという言葉が多用され観光産業の生産性向上とグローバルな戦略導入が強く求められています。そこで本書では,観光と社会システムとの連動や高齢者観光のプロモーション,そして,地域戦略導出,口コミの数量的解析の特徴について紹介し,観光産業における労働生産性向上にも関連するDXについて解説します。海外と伍していく日本観光産業を形成し,10年後を見据え一歩先んじた観光戦略を構築するために今,読むべき一冊です。 -
TODによるサステナブルな田園都市
【公共交通に根差したサステナブルなまちづくりが次世代の明るい未来を拓く!】
本書のキーワードはTOD、サステナブル、田園都市です。TODはTransit-Oriented Developmentの略で、鉄道をはじめとした公共交通に根差した都市開発やまちづくりを意味します。1990年代、米国の都市計画家ピーター・カルソープにより提唱された理念で、より健全で持続可能なコミュニティへと導く上で不可欠とされ、今、世界中で注目されている考え方です。
本書は大きく分けて以下の3パートで構成されます。郊外の住宅と都心の業務、両者を結ぶ1.0、沿線の都市機能が多様化した2.0について、特に渋谷から東京南西部に延びる東急田園都市線の「軸」にフォーカスし、コロナ禍前の発展経緯について「TOD・田園都市の歴史」で振り返ります。
次に、エリマネをはじめ地域と事業者が交流する3.0、ポストコロナの働き方変化を踏まえた自律分散型(本書では「納豆」と表現)構造の4.0、DX・GXによる関係・交流人口増、行動変容へと導く5.0について昨今特に高まりつつあるSDGsやサステナブルを重視する潮流を踏まえ、データ分析も加えながら「サステナブルとポストコロナの都市構造」で論じます。
最後に、東京都市大学都市生活学部のアカデミアの方々より「公共交通オリエンティッドな持続可能な都市空間」において都市空間のデザイン、マネジメント、発展戦略、また、これを支える交通基盤について、本書で扱うサステナブルなまちづくりの個別課題や対象地域とも関連づけながら論考します。