Book List書籍一覧
近代科学社の取り扱ってる書籍一覧です
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シミュレーションで探る災害と人間
減災に向けてシミュレーションで考える
我が国は,さまざまな自然災害にみまわれている.さらには,それらがもたらす社会的災害,人的災害に苛まれている.そのような中,本書は災害を解析する手段として比較的最近進歩してきたコンピュータシミュレーションにより、災害と人間の関係を広く解説する.
シミュレーション手法の基礎的な理解を進めるために読者自ら取り組めるよう,簡単な例題を適宜組み入れており,計算方法の詳細を付録にまとめている.減災に関心のある読者には必読の書である. -
実践UXデザイン
UXデザインの実践的手法を解説!
UXデザインとは,ユーザーの経験をより良くするための仕組み・仕掛けを企画・設計することである.
本書は,著者の長年にわたる実務経験を基にUXデザインにおける実践的手法を解説する.例えば,「経営層の説得が難しい」とか「UXデザインのプロセスと既存の開発プロセスをどう統合したらよいか分からない」などの対処法を教示している.このようなメソッドとして一般化しにくい現場の知識や現場感覚を大事にしながら,実践上必要となる知識や知恵をまとめる.
UXデザインをどのように実務に使うか悩んでいる読者必読の書である. -
はじめての論理回路
論理回路は基本の「き」!
電子・情報系では必須といわれる論理回路を分かり易く解説。1章には高校からの橋渡し的な内容をいれ、つまずかないように工夫。また、「論理」がどのように論理回路につながるかも解説する。後半では、現場で使われているHDLも解説し初歩的な論理回路が組めるようにする。章末に演習問題を多数用意し、A基本問題、B応用問題、C発展問題に分け、ABには詳しい解答をつける。
また、側注をもうけて、確認する内容やアドバンスな事柄を解説する。
論理回路をはじめて学ぶ読者には、まさに最良の入門書である。 -
ロボット制御学ハンドブック
ロボット技術の研究・開発・利用技術者必携!!
日本では従来からロボットの研究開発が盛んであったが、その進歩は、ともすれば部品や材料・機械設計・コンピュータソフトによるものと捉えられ、ロボットに必須の「制御技術」が見逃されがちである。
そこで、ロボットを思いどおりに動かすために必要な制御技術を知り、ロボットを使えるようにするために、ロボットの制御に特化した領域を「ロボット制御学」と名づけ、実際に、研究・開発に従事している約210名の著者が、なぜロボットに制御が必要なのか? から始まり、モデリング→設計→実装まで一連の流れを理解し、実践できるようになることを目的にまとめ上げた。その範囲は,一般的なロボットの範疇を超え,農作業支援、建築・土木作業支援、健康・介護・リハビリ支援、医療支援、災害対応支援、宇宙開発支援にまでおよぶ。
まさに、ロボット技術を実用化しようとしている研究・開発・利用技術者には、必携のハンドブックである。 -
量子力学の数学理論
加藤敏夫先生の未発表原稿発見!!
シュレーディンガー方程式への応用で決定的な貢献があった加藤敏夫先生の生誕100周年に際し、未発表の原稿を、弟子の黒田成俊教授が書き起す。孫弟子にあたる岡本 久教授、中村 周教授の現代的解説も収録。日本数学会様でも、2017年、2018年と生誕100周年に際してイベントが行われる。本書は加藤敏夫先生の偉業を感じることのできる「最新の書」である。 -
ナノバイオ・メディシン
ナノ・テクノロジーは日本を救う!!
本シリーズは、これからの技術立国日本を背負って立つ学部生・新人技術者以上を対象とし、彼らに次世代の技術基盤となる本物のナノテクノロジー(true nano)を正しく理解・活用してもらうことを目指して、ナノ学会と小社が共同企画した。
本書は、ゲノム編集をキーに,まだ完全解明にいたらない遺伝子発現の解明に向けた取組みや,DNA改変という夢の手法に挑む最新研究を紹介する。 -
はじめての半導体デバイス
直感的・本質的に理解!!
半導体デバイスは,厳密に学ぼうとすると量子力学から解き明かさなければならず大変ハードルが高くなる.本書は,著者のメーカーと大学での講師経験から,直観的かつ本質的に理解出来るよう,式よりも図を用いて丁寧に解説した.
各章末には,演習課題と,詳細な解答を用意して確実に理解出来るようしてある.付録ではより確実な理解を得るために,重要な事項について解説を行っている.初学者には最適の書である. -
気候変動下の水・土砂災害適応策
防災力を高めるために !
周知の通り,地球温暖化によると思われる自然災害の威力が増している.一方,それに対応すべきインフラの強靱化は,財政上の逼迫や世論の認識の遅れなどにより,大幅に遅れていると言わざるを得ない.
しかし,自然災害は待ってくれない.そこで本書は人類の叡智を結集すべく,現時点での気候変動下の水・土砂災害適応策の国内外の取り組みと動向,また新たな提案を述べ,今後の社会実装のための指針となることを目指す.
社会環境インフラに関係する読者には必携の書である. -
薬液注入の長期耐久性と恒久グラウト本設注入工法の設計施工
地盤改良技術の一つに、地中の土粒子の間に薬液を注入して地盤を固結する「薬液注入」という手法がある。技術の発展を経て、現在では液状化対策工をはじめとする本設工にも対応可能となった。これが「恒久グラウト本設工法」である。
本書は、30年以上にわたり本工法を研究開発・改良してきた著者らによる解説・実務書である。これまでの研究開発の持続的流れと、最近の施工の実際、今後の新規市場への発展について、「材料・工法・環境」を柱としてまとめている。 -
数理物理と数理情報の基礎
数理 物理・情報を手短に体得できる!
現代科学では、数理的に厳密に記述することを強く求められている。しかし、現代物理学や情報の理論は明らかに抽象的で、その数学的厳密性を理解することは一朝一夕では叶わない。だが、そのスキルは同分野を学ぶものにとっては必須である。
本書ではその物理と情報の理論の最先端を学ぶために今や欠かすことのできない数理を、いかに手短に身につけるかにスポットを当て、基礎的な事柄から理解出来るよう工夫している。物理学、情報の数理科学を学ぶものにとっては格好の入門書!