近代科学社 お薦め教科書・専門書 2022 数学系
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はじめての確率論
現代社会で必須の「確率論」を、測度論を使わず易しく学ぶ!!
本書は、工学系はむろん経済系においても必須知識となっている「確率論」を難関な測度論を使わず解説する。具体的な応用面を紹介しつつも、重要な定理の証明は極力載せ、高校までの微分積分学の知識で理解できるよう工夫している。
また、演習問題の詳細な解答も掲載している。理工系・社会学系学部生はもちろん、社会人の独習書としても最適な書である。 -
はじめての数理統計学
本書は、数理統計学の初学者向けテキストとして編まれた入門教科書です。
これまでの筆者達の経験から、学ぶときのつまづき易い点や分かり難いポイントを、可能な限り丁寧に解説し、平易な練習問題で習得できるよう工夫してあります。
また、演習書としても利用できるよう、練習問題約100題(解答付)が付いています。 -
Excelで学ぶ オペレーションズリサーチ
実際に計算しながら体験的に学ぶ!
オペレーションズリサーチを始めて学ぶ人のために,その考え方を,実際の計算例を交えながら,平易な言葉で解説した入門書。身近な具体例を取り上げ,それを数値的に分析することを通して理論の背景を理解できる。
Excelを計算ツールとして採用し,Excelの計算例とともに本文を読み進めることによってオペレーションズリサーチの理解をよりいっそう深めていけるよう工夫してある。
具体例で理解することが出来るので初学者には最適の書である。 -
はじめての最適化
直感的に理解でき、正確に学べる!
本書は,第1章で必要となる数学を丁寧に復習し準備を整えた上で,最適化の話題に入っていく.具体的に理解できるよう,図形的説明を多用しながら,その全貌を分かりやすく詳説する.実際の問題と解法の直感的理解を促し,さらには具体的な問題を解けるようになることを目標とする.
本文を簡潔に述べるように努めて,追加説明や他に言及したいことなどを側注とする.また,各章末には練習問題を配し,巻末に全ての問題の解答を付ける.
はじめて最適化問題を学ぶ初学者には,数学的復習から入っていくので,大変理解しやすく学べる好書である. -
はじめての応用数学
本書は,工学系では必修の講義であるラプラス・フーリエ変換を数学的厳密さよりも,多くの具体的な演習問題を解くことにより,理解とその利用面を学ぶことができるよう工夫してある.
ラプラス変換編では,多くの自然現象・工学上の課題が微分方程式で表わされることを示し,それを解く道具としてラプラス変換を学ぶ.
フーリエ変換編は,周波数というイメージしにくい分野を扱うため,理論的には難しくなくても,理解しにくい面がある.そこで本書では,表計算ソフトを利用して視覚的に確認しながら進められるよう工夫してある.また,各章末には演習問題とそのほぼ完全解を掲載して,確実な理解ができるよう工夫. -
グラフ理論入門
グラフ理論は、今日では計算機科学だけでなく、電気・電子工学、経営工学等の基礎理論として欠くことのできない重要な概念であり、各分野への広汎な応用がなされている。
本書は、大変長い間好評を得ている「グラフ理論」原書第4版の翻訳で、きわめてわかりやすく説明された入門的教科書である。数学的予備知識を仮定せずに簡明に書かれているので、大学初年級学生でも十分読み進むことができる。
また、いままでの版に比べて、この第4版では全体を通して加筆訂正がなされており、用語も現在通用しているものに変更されている。さらに、多くの演習問題を載せ、その一部には解答も付いている。 -
はじめての離散数学
名著誕生!! 読者に自信を持ってお薦めできる!
【本書は、多くの大学で教科書採用を頂いている著者の集大成といえる書である。すでに、刊行前にして多数の大学で来年度の教科書指定をいただいており、読者からの支持の証左ともいえる。
現代の学生気質とそのスキルにマッチするよう次の工夫がされている。
・前提知識 高校数学2Bまで
・演習問題を多数掲載
・演習問題の解答も完全解に近いものを掲載←独習も可能
・12章で各章基本8頁構成←半期でも通年でも利用可能
・見開き2頁で項目をまとめる
・本文記述を簡潔にし、補足的内容は側注に記述
・数式を丸暗記するのではなく、その本質を理解することにより、数式を実際に利用する局面で戸惑わない。 -
情報の基礎離散数学
本書は、理工系・文系を問わず、情報の専門の学部、学科に学ぶ大学・高専・専門学校の学生を対象に、教養数学の知識はあまり前提にせずに情報科学における離散数学の概要を分かり易く解説しました。
情報処理学会が提案している「大学の理工系学部情報系学科のためのコンピュータサイエンス教育カリキュラムJ97」を参考にし、離散数学としてのまとまりをもたせるため、基礎的代数に、グラフや形式言語、帰納的アルゴリズムなどの内容を加えました。
本書では、演習による理解を重視し、多数の例題(390題余り)を配し、巻末に略解をつけて初学者の便を図っています。 -
離散数学への入門
本書は、情報科学や工学における基礎となる離散数学の入門的内容をできるだけ体系的に説明し、かつ多数の演習問題を配置することで、初学者の理解を助けることを目的としている。
本文中の記述はできるだけ簡潔に、かつわかりやすくすることに気を配った。そして、章末には できるだけ多数の演習問題を用意した。第1章で論証の形式に少しスペースを割いた。これは、学生たちは証明が苦手で、何を証明すべきなのか、そして、どのように論証を組立ててよいかわからない学生も多数いるからである。
高等学校の数学の教科書は我々の時代に比べて極端に薄くなってしまったが、それはともかく、論証の形式については数学Aにあり、これが選択科目となっているため、「必要十分条件」についても「聞いたことがある」などと答えるのである。前著で1章ずつ割いていた「形式言語」と「ブール代数」関係の記述は、ごく簡単にした。代わりに、6章では整数を対象として代数系への導入をはかり、現代暗号への取っ掛かりも入れてみた。 -
情報の論理数学入門
本書は、情報科学の基礎数学のうち特に論理数学に的を絞り体系的に基本から解説した入門書である。とかく抽象的になりがちな理論をわかりやすく説明するために、できる限り具体例を用いたり、また、パズル的な例題や練習問題も豊富に載せるなど、理論の理解に役立つよう工夫をこらしている。 -
離散系の数学
数学は自然科学と工学の世界における公用言語である。この言語を知らなければ、自分の意図を他人に正確に理解してもらうことは不可能であり、また多くの書物が数学の言葉を用いて書かれている。
本書は特に数学と計算機科学との間の橋渡しをする「離散数学」への入門的教科書である。説明は具体例から出発し、数学的に厳密に定式化するとどうなるかを丁寧に述べてある。また、定義や証明も、その背後にあるねらいや着想がとらえやすいよう、解説に工夫をこらしてある。 -
はじめてのMATLAB
題材で挫折しない!プログラミング経験が無くても大丈夫!
はじめてMATLABにふれる読者を対象としている.
題材で挫折しないよう,易しい事例で解説を行う.また,プログラミングの経験が無くても学べるよう,導入部分ではプログラムを感じさせないよう進んでいく.4章では,プログラミング経験のない読者にむけて,プログラミングの「いろは」を解説.
実際に使いこなすのに有用な14のTipsを収録.
MATLAB初学者,必携の書である. -
数学の道具箱 Mathematica 基本編
数式処理定番ソフトMathematica 最新版Ver10対応の入門書!
Mathematicaは、数式処理ソフトの定番として、数多くのメーカー、研究所、大学で活用されており、個人向けにも安価に提供されている大変強力なソフトである。
本書は、高校から大学初年級の数学で学んだことが、Mathematicaではどのように扱われるのかを、具体的に数式とコマンドを対比しながら解説してゆく。後半では実務に使われる数式や、3D手法などをどのように処理すべきか丁寧に解き明かす。
Ver10に対応した新しいコマンドの利用方法なども説明。初心者はもちろん、Ver10を新たに導入したユーザーにも必携の書である。