Book List書籍一覧
近代科学社の取り扱ってる書籍一覧です
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確率と確率過程
確率および確率過程論(時間的に変化する確率現象を扱う理論)の入門書で、確率を初めて学ぶ読者および確率の実際問題への応用に関心のある読者に、確率と確率過程モデルに対する数学的理解を深めることを目的としている。
応用においても数学的な概念の理解は大切であると考え、大学初年度程度の解析と行列計算を前提として、内容はできる限り正確に記述するようにした。
第I部では確率論の基礎的な概念について述べ、第II部では主に時間または空間において離散的な構造をもつ場合の確率過程について述べている。 -
代数学入門 第二課
「第一課」の続編。「第二課」では、線型代数の主要部分である行列・行列式と固有値問題を論じる。線型代数の理論は様々な方面に色々なスタイルの体系が必要になってきている状況で、簡単で有用ながら従来の教科書ではあまり見かけない話題を取りあげた -
数学の小さな旅
古典的な内容を中心に「数学をゆっくり考える。考えることを楽しむ。」という意図で書かれた著者の科学教養誌への連載をまとめた1冊。数学のプロや愛好家はもちろん、授業を豊かにしたいと願う中学・高校の数学の先生にも見逃せない好著である。 -
離散構造とアルゴリズム I
日本応用数理学会「離散システム研究部会」の第1回講演会(1991年5月)の講演内容をとりまとめた1冊。 -
代数学入門 第一課
代数学の抽象的な体系化は、よく半群・群・環・体・線型空間の順になされるが、学習者にとっては具体例から始め、抽象化する過程を主体とする方がわかりやすいと考えた著者独自のアイディアによる代数学の入門書。全3巻のシリーズ。 -
代数学
著者の豊富な講義経験をもとに、群・環・加群・体などの現代代数学における基本的な概念をわかりやすく解説した入門的教科書である。
したがって、理論が形式的に完備しているということよりも、簡潔でわかりやすくということを心掛け、理解を助けるためにも数多くの具体例を取り上げ丁寧に解説していく。
初等整数論の主なことも群または環の理論の例として述べている。また、環の上の加群の概念は、現代代数学において中心的ともいえる役割をもつ。そこで本書では、加群の理論をやや詳しく述べ、応用としてアーベル群の基本定理に触れている。 -
線形代数概論
本書は、大学初年級における線形代数の入門テキストである。ここでは、高校における数学1の知識を前提として、高校におけるベクトルと行列の事柄を含む一般の行列と行列式に関する基礎的な事柄を解説している。 -
多変数の微分積分学
「一変数の微分積分学」の続編。形式的な計算に追われてしまいがちな多変数の微分積分学について、理論的な側面と計算技術的な側面の程よい調和を図り、体系的に学習できるよう様々な工夫を凝らしている。 -
微分積分学入門 第四課
本書はその前半を複素関数論入門とし、後半は第3課までで扱ってきた実変数関数の続論という形でベクトル解析・偏微分方程式・ルベーグ積分を論じる。 -
調和積分論
斯学の成書はいくつか出版されているが、いずれもラプラシアンの基本解の性質を用いて理論が組み立てられている。
そこで本書の大きな特色としては、ホッヂ理論の解説を熱方程式の立場から行っている点にある。
しかも、多様体の説明は必要最小限にとどめ、できる限り早くホッヂ理論に到達できるよう配慮されている。